「 シーラじいさん見聞録 」 一覧
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シーラじいさん見聞録
2017/01/26
「そんなものがいたのか!」オリオンは驚いた。 「あまり見かけない仲間だったようです。5,6頭ぐらいいたと言っていました。 友だちの話では、ぼくのパパやママは、『 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/25
シーラじいさんの話では、この島はクレタ島かもしれないそうだ。そうであれば、北にはエーゲ海があり、そこにはギリシャやトルコという国がある。多分、クラーケンたちは、 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/24
確かにヘリコプターの音が近くまで聞こえるようになっていた。しかし、クラーケンたちが潜れば、ニンゲンは、スエズ運河では足も出ないのだ。 クラーケンたちが、なぜ紅海 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/23
ミラは、前方にあるものを感じながら進んだ。確かに網のようなものが広がり、そこに何かが括(くく)られている。それも数えきれないほどあるのがわかった。 しかし、それ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/22
「じゃ、来てくれないか」オリオンが言うと、2人は顔を見合わせ、うなずいた。 オリオンは、「シーラじいさん、それじゃ行きます」と言って、スエズ運河を戻りはじめた。 ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/21
オリオンが海面から顔を出したとき、仲間のカモメがサッと降りてきた。 「さっき仲間が来て、向こうのグンカンがこちらに向かっていると報告してきました!」と早口で言っ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/20
その声で動揺が走った。みんなの体が固まった。「オリオン、どうしよう」リゲルが声を搾りだした。 オリオンは、一瞬考えたが、「陽動作戦を取ろう」と言った。 「それは ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/19
「シーラじいさん、それでは出発します」リゲルは言った。 「気をつけていけよ。おまえたちは、今から未知の世界に向かうことになる。 しかし、恐れる必要はない。未知の ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/18
こちらに向かってくる。船やセンスイカンから発射されたようなものではない。それに、センスイカンにしては小さい。ミラは、みんなを守るために前に出た。 その時、「オリ ...
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シーラじいさん見聞録
2017/01/17
しばらくすると、アフリカ大陸が途切れたように感じた。オリオンは、ゆっくり大陸に近づき、そこを左に曲がり、防衛システムを警戒しながら進んだ。何も異常はない。 「よ ...