新燃料

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復活ノート

「新燃料」
以前、復活をするためには、まず「以前していたこと」に取りくむのか、あるいは、「新しいこと」に挑戦するのかを、時間をかけて考えなければならないといいました。
「新しいこと」は、「好きなこと」も入ります。
自動車が好きなら、自動車メーカーもいいでしょう。「なせばなる」です。
ただ、自動車そのものを作るのは、ものすごい時間と費用がかかります(社員を何万人も雇うことになりますから)。
エンジンに限定したらどうですか。それのほうが現実的です(?)。
エンジンは、子供のときに習った「吸入―圧縮―爆発―排気」のままです。
マツダが、ロータリーエンジンに執念を燃やしていますが、差別化の切り札にはなっていないようです(他のメーカーも、ロータリーエンジンの研究は続けているようです)。
世は、馬力より、燃料そのものに関心が移っています。自動車を手放すことはできないので、温暖化による地球破滅、あるいは化石燃料の枯渇を乗り越えなければならないからです。
電力は、水力発電、太陽光発電、風力発電などが実用化され、海水の温度差を利用した発電も成功したことがあります。
ただ、原子力発電以外は、現代文明が必要としている量には届かないのでしょう。
しかし、今後は、何が起きるかわかりません。もし起きると、それは、小さな地域、あるいは、どこかの国に限定するのではなく、世界的な規模になるような気がします。
電気も、自分の家で賄えるようにするのが、「家庭を守る」基本かもしれません。
さて、自動車の燃料です。
バイオ燃料などが試行錯誤され、日本でも、試験的に販売されるようになりました。
しかし、それが、「食卓を直撃」するようになりました。
植物性の物質を、エタノールやメタノールを作るために、世界中が研究・開発をしていますが、これも、まず自分の車だけを走らすものを作るという目標で、「参入」したらどうでしょうか。
電力にしろ、燃料にしろ、企業は、生産コストという立場で考えますので、なかなか実用化できません。
私たちは、全くの個人は無理としても、「組合」という有志で始めるのです。
生活は、自分で守るということです。ここに大きなビジネスチャンスがあります。