終末

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復活ノート
「終末」
終末時計というものがあります。アメリカの科学雑誌が毎年発表していて、午前0時が来ると人類は滅亡すると仮定すると、後何時何分かかというものです。
この数年は午後11時55分を越していました。後数分ですね。
つまり第三次世界大戦になると、敵対する国がお互い核攻撃をするので、人類は絶滅するしかないというものです。
しかし、核保有国は、それならそう被害が広がらない小さな核兵器なら構わないだろうと考えて「戦術核」なるものを作り出しました。
世界戦争にならず、しかも、相手を一瞬に絶滅させるというのです。しかも、自国の兵士を守ることができるのですから、こんないい兵器はないわけです。
今回、プーチンは、原発をミサイル攻撃しただけでなく、戦術核も使うと脅していますから、終末時計は120秒前(2分前)になったそうです。
以前よりテロ組織が原発を攻撃するかもしれないと言われていましたが、大国が堂々と原発を攻撃したのです。そして、ヨーロッパ諸国は軍備費を増強するということです。
どこか人間の英知で大戦争など起こらないだろうと思っていたことが易々と目の前にあらわれたのです。絶滅への道はすぐそこにあったのです。
遠く離れた日本で、復活を目指している私たちはどうしたらいいのでしょうか。
家族や自分のために復活するための努力は今までのように続けなければなりません。
世界の流れに乗ってしまっては自分を見失ってしまいます。私たちはすでに多くのものを失っていますが、失ったものの一つである時間だけは自分の努力で取り戻すことができます。
いかにそれを使うかが復活の原動力です。どう使うか。絶滅の淵にいる今、今まで、「そんなことは自分には無理だ」と考えていたことに挑戦したらどうでしょうか。
自分がいなくなっても子や孫が自分の過ごした時代と同じ平穏な時代を過ごしてほしいと願うならば、信じられないほどのエネルギーが生まれるような気がするのです。
そのエネルギーを、自分で研究開発をする、専門家の話を聞く、仲間を見つける、失敗の原因を見つけ出すなどに費やします。
とにかく筋道を作ること。それが一番大事です。途中変更もあるでしょうが、最初の筋道があるからこそ正確な変更ができます。
そして、それが多くの人を救う商品やサービスになっていけば、人を不幸にすることしかできない核兵器に対抗できるのです。
かつて誰も経験したことのない滅亡の淵を乗り切りましょう。