OFFビジネス

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復活ノート

「OFFビジネス」
東北の地震から5年立ったそうですが、突然家族を失った人の傷はまだ癒されません。
自分がそういう立場だったら、前を向いて生きようと思えるかかどうか自信がありません。だから、気の毒でそういうニュースを見る勇気がありません(当事者は忘れないでほしいという思いで話しているのですが)。
会社をつぶして、当初は自分ほど不幸なものはないと思っていましたが、やがてその原因は自分にあると思うようになりました。
それで、他人を恨むことが徐々に少なくなり、何とかしなくてはと思うようになりました。
まだまだ復活までには行っていませんが、時間が立つと、少しまわりを見る余裕も出てきます。すると、すぐに近くにも、直接話を聞くことはなくても辛いだろうなと思える人が多いことが分かりました。
障害がある子供たちを見守る仕事もしていますと、その両親は私以上に苦しんでいます(障害児施設の教師に聞きますと、多くの家庭は生活保護を受けていて、離婚、自殺もよくあるとのことです)。
また、ここに来て10年立ちますが、知りあいができて、少し話をする機会があります。
そこでも、それぞれの家庭には、他人にはうかがいしれない事情があるのだなと思います。
そういうことを考えれば、自分はすべてを無くしたが、家庭もあり、子供たちは元気にやっているし、4人の孫はなついてくれるしで、そう悲観することはないと思うようにしています。
強いていれば、年甲斐もなく、先月レンタルサーバーを変えてやろうと決断したのはよかったのですが、今日(3月13日)、それに伴い、ネームサーバー(DNSサーバー)を変えると、ライブメールが送受信できなくなり、ストレスがMAX状態です(変換すると、落ちつくまで少し時間がかかりそうなので、明日ももう一度様子を見て、元に戻っていないのなら業者を呼ばざるをえません)。
そうそう、弟が肝臓病で3か月に55才で亡くなりましたが、田舎の価値のない不動産を、私の名義(二人兄弟でしたので)にしようとしたのですが、昔から気に食わなかったその嫁が、相続放棄をしようとしません。
これぐらいが今の不幸ですから、自分ほど不幸なものはいないと思うのは恥かしい話です。
同じことでも、自殺をする人もいるでしょうし、ケセラセラと笑って、生きる糧にする人もいます。
私は、前者のようになったり、後者のようになったりします。それは、多くの人も同じだと思いますが、自殺しないで生きてきたのは、じたばたしながらもこうしたら何とかなるのではないかと思ったからです。
つまり、道を自分で見つけたからです(しばらくして、その道が突き当りになっていることが分かっても、次の道を考えることが生きるということなのでしょう)。
誰かに話を聞いてもらうだけで気が休まります。気分が落ちついて、いい考えが浮かびます。
それなら、そういう場を作るビジネスを考えましょう。まず、65才以上の場を作ってください。下ネタも、上ネタも、まじめに聞いてほしいことが山のようにあります。もちろん、同輩の話も聞きます。人のことなら、案外いいことが言えるかもしれません。