農地活用ビジネス

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復活ノート

「農地活用ビジネス」
前回は、野菜を旬の季節だけに販売する「旬のサービス」について提案しましたが、農家との信頼関係が前提となります。自分が作ればいいのですが、そういうわけにいかないでしょう。
だから、「旬のサービス」に共鳴してくれる人を見つけて、実績を積みながら、ネットワークを広げていくことが大事です。
しかし、今、農家の現状を見ると、そういう人を見つけることはむずかしいかもしれません。
現在、事業として農業をしている農家に、新たに供給先を求めることは、そう簡単ではないからです。高齢化のために、何も作っていない農家も増えています。
私の実家にも、たんぼや畑がありますが、親が、入院していて、私も、別居していますので、「守り」ができないのです。
何か作るどころか、夏になると、草が大きくなり、その手入れさえちゃんとできないのです。
しかし、たんぼや畑を売るとなると、先祖からの預かりものということが浮かんできますし、親戚や近所の目もあります。それを無視して、売ろうとしても、今は、よほどのロケーションでないと、むずかしいのです。
そこで、畑(たんぼは除けて)を生かすビジネスはいかかですか
畑を使うことは、土地が元気になって、持ち主にとって願ってもないことです。
しかし、そこにも信頼関係がないと、新しいことに共鳴してもらえません。いつでも契約を解除するとということを、まず謳わなければなりません。
賃料も、微々たるものでしょう。作物の年貢ですむかもしれません(私の場合も、他人に貸していますが、そうしています)。
あとは、スタッフの確保です。そして、「旬のサービス」につなげていくのです。