日本ビジネス
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復活ノート
「日本ビジネス」
欧米の主要都市で多くの人が殺されています。テロと言われていますが、その張本人であるISなどの組織などは、昔のように「これはテロではない。戦争だ」と言わず、最近は、「これはテロだ。おまえたちは気をつけろ」と開き直っています。
お互い焦っていて、「理屈も何もいらない。とにかく相手にダメージを与えるだけだ」ということなのでしょうか。
また、世界のあちこちに、「おれの国は大国だ」と叫ぶ大統領があらわれると、こんなことはさらに増えるかもしれません。
プーチンやアメリカの次期大統領が、脅しのために核戦争に言及することが出てきましたので、今後何が起きるかわかりません。
私たちは、日本は遠く離れた島国なのでテロリストが入ってくることはないと高をくくっていますが、日本が、昔誰かが言ったように、「アメリカのポチ」である以上、その主人であるアメリカの考え一つで運命が変わるのです。
グローバルという言葉は何かすごいことだと思っていますが、世界、特にヨーロッパでは暗いイメージを持った言葉だそうです。
経済は商圏を広げるためにグローバルになっていますが、何もかもをグローバルにしてしまうと取り返しのできないことにしまいます(イギリスがECを離脱するのは、当のイギリスでも後悔しているようですが、私はよい選択だったと思えるのです。独自の存在感を出すかもしれないからです)。
とにかく、何が正しくて、何かまちがっているのかわからなくているのが今の状況でしょうか。
「船頭多くして・・・」ということわざがあります。船頭がそれぞれ指示をするので混乱するという意味ですが、今の世界は多くの船頭がつかみあいの喧嘩をしているのです(来年1月にはさらにひどくなるわけです)。
これで何かあったらたまりません。核戦争が起きたら、後悔することもできません。
世界中の政治家と言われる野心家に私たちの命や人生を任せるわけにはいきません。
日本への外国人旅行者が増えているのは「爆買い」するためではなく、日本の「向こう三軒両隣」が穏やかな生活をしているのを味わいたいからだと思います。
経済の疲弊や格差はありますが、日本が今世界のためにすべきことは多いのです。自ら大国と名乗る国ほど多くの敵を抱えていますから反感も強く、どこからも信頼されていません(「援助交際」はあっても)。
世界のリーダーでもなく、経済大国でもなくなった日本は自由に動ける国です。
しかも、羨ましがられる社会や国民性があります。
どんどん来てもらいましょう。客は増えるから観光業界は潤います。
また、何千人でも何万人でも、親をなくした子供たちを預かればいいのです。
世界は善意ということがどういうことかわかるでしょう。そうすれば、争いは減っていくはずです。
日本ほど世界に貢献できる国はないのです。共鳴する人が自分の得手のところからそれを進めていくのです。不景気だからと立ち止まっていても何も起きません。みんな来年は忙しくなりますよ!