欠点

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復活ノート

「欠点」
今年の3月にパソコンを買い替えました。それまでは主にwordを使うだけでしたが、せっかく買ったのだから少しぐらいは使えるようにしようと思ったのが運の尽き。いや、生活が一変しました。
ホームページを新しく作ったこともあって、時間があればパソコンをいじる毎日を送ってきました。
スマホでは慣れていたのですが、アプリを入れては、使い方がわからなければググり、わかっても気に食わなければまた別のアプリをということの繰り返しです。
レジストリ―やテキストエディターも少し触れるようになりました。
しかし、目はどんどん悪くなってきましたが、それでも「アプリの森」に入る誘惑には勝てません。
最近は頭に血が上ることは少なくなってきました(脳卒中の恐れが減ったかもしれません)。
ただ、「緊張しい」の性格はかわらないので、ネット社会ではまだおびえることもあります。
たとえば、スーパーにある自分でお金を払う支払機に近寄れませんでしたが、先日有人レジが閉まっていたので、仕方なしに支払機が待ち構えているレジに行きました。覚悟を決めて、レジ係に聞いて何とか支払いができました。
私のスタッフには、「どうして支払いまで客がするのか」と負け惜しみを言うこともありますが、これはこれでうれしいものです。
同じようなことを言えば、数日前、JRに乗ったのですが、そこでも懸案の課題が残っていました。
乗り越ししたときの精算機です。今まで3回使う状況になったのですが、数年前の1回目はうまくいったのに去年の2回目はできなくなり、駅員を呼びました。
それが頭に残っていたのですが、今回はわざと使うようにしました。
しかし、今回は失敗したくなかったので、乗り換えの大阪環状線の京橋で、乗客や機械の様子を観察しました。
そして、本番の新今宮駅で(そこは1台しかないので緊張が高まります)、精算機の前に立ちました。
券を2枚持っていたのでそれを表に向けて、しかも1枚ずつ入れていくことはできたのですが(2回目はそれを重ねて入れてできなかったようです)、最後に「これで精算する」というボタンを押し忘れたので、機械の声で催促されました。
銀行でもどこでも、後ろに並ばれると頭が真っ白になります。情けないですね。
しかし、自分の性格から新しいビジネスが浮かぶことがあります。何かで困っている人がいるだろうなと思うのが出発点になるからです。
もちろん欠点を直すことは大事ですが、欠点をどう生かすかも人生では大事かもしれませんね。
数年前、そんな欠点から考えた「スーパーのレジで待たなくてもいいシステム」を提案したことがあります。
かごをそのまま計算するのです。最近、それが、ローソンとパナソニックが実験していて来年にはそういう店ができるらしいです。
また、アマゾンは商品を取って自分のカバンに入れて黙って店を出てもいいシステムを実験していて、これも来年にはかなりの店ができるようです。
あたしのような人間には朗報です。これからも、自分の欠点に磨きをかけるようにしますか。