今年こそ

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復活ノート

「今年こそ」
明けましておめでとうごいざいます。お互い、今年も自分の夢に向かってがんばりましょう。
ただ、経済はよくなったと言われますが、それが若者の雇用に結びつけば、社会は目に見えてよくなると思うのですがどうでしょうか。
また、国際関係、特に近隣関係は、去年から最悪の一途をたどっていますから、軍事や外交の専門家が言っているように、もし突発的なことが起きれば、社会はどうなるかわかりません。
それを避けるために、我が邦の長は、「集団的自衛権」をもちだして、仲間集めをしているのでしょう。「喧嘩を売られたら、絶対助けてね」というのです。
なぜなら、助けてくれるという条約のために、基地を使わせているのですが、その味方の国は、敵国に国債を一番多く買ってもらっているので、いざというときほんとに助けてくれるか心配なのです。そして、後のことは、国民に「秘密」にして進めるというのです。
「平和ぼけ」という言葉がありますが、それは、何もしなかったわけではなく、互いの政治家が努力したからでしょう。パッチポンプのような政治家は早く退場してほしいものです。
だから、復活をめざす私たちの状況はよくありませんが、あきらめるわけにはいきません。
最近、テレビのインタビューで、中西麻耶選手の力強い言葉を聞きました。オリンピック招致のプレゼンで有名になった佐藤真海選手のように、右足膝下を失くしましたが、パラリンピックに夢を託しました。
中西選手は、100メートルや200メートルの選手ですが、佐藤選手と同じく、走り幅跳びにも挑戦しています。
今年、新しい義足の費用や遠征資金を捻出するために、ヌードカレンダーを出しましたが、「走り幅跳びで、義足でない足で踏みきりをすれば、健常者の大会にも出られます。つまり、私のほうが2倍チャンスがある」というのです。
中西選手は、2006年9月に事故に会いましたが、2007年3月には、100m走、200m走で日本記録を樹立したそうです(佐藤選手は、2002年4月に病気で切断しましたが、2004年のアテネパラリンピックに出ています)。
二人とも(他のパラリンピック選手も)、身体能力には恵まれているのでしょうが、驚くのはその精神力です。突然のハンディを克服し、そして、それをチャンスにするのです。
あなたのハンディは何ですか。今年はここからはじめましょう。