コロナ後の復活

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復活ノート

「コロナ後の復活」
今年のゴールデンウイークはどこの観光地も久々に人が出ているというニュースが流れていました。
親も子も出かけることに何となく後ろめたさのようなものがあったので、少しは気が晴れたかもしれませんね。
ただ、「第三次世界大戦のさなか」と言われる状況が続いていますから、原油高や農産物の不作などで、物価がどんどん上がっています。
それは食料品から電気代ガス代などすべてに及んでいます(タイヤやガソリン代、公共交通機関も値上げを言っています)。
コロナで収入が減った人には辛い生活がまだまだ続きそうです。売る側も、その規模によって受ける影響が違ってきます。
小売店は、「大量に仕入れて売る」ということができないので、スーパーなどに太刀打ちできないのです。
ただ、食料や弁当などは買わざるをえないので、職を失い、どんなことをしてでも這い上がりたいと考えている人は「衣食住」の「食」に挑戦してはどうでしょうか。
そこは間口が広いので自分の工夫を行かせます。たとえば、小売店やスーパーなどで廃棄するものを安く買って安く売るビジネスがあります。
もちろん、最初に決めることは、どこで売るか、どう売るかです(車で売りに行くことも考えられます)。
そして、仕入れです。いつも言っているように、誰か話をするときは、熱意をもってこの仕事がいかに社会にとって大事かを伝えることです。
相手は、自分のほうは損をしないことでも、信用できないと思えば相手にされません。これは成功しても守らなければならない鉄則です。
そして、相手との交渉の中で、こちらが計画しているように進まないのはなぜなのかを常に読み取ることです。
考えられるのは、廃棄などのことは部外秘ですから話はそう簡単に進まないでしょう。逆に言えば、いつも2割引き、3割引き、半額などというシールを張りたくないという気持ちもあるでしょう。
そういうことを相手から引きだしていきます。同時に小売店とも交渉します。小売店のハードルはスーパーと比べて多少低いかもしれませんが、逆にそう簡単に廃棄しないかもしれません。
私の経験でも、今までなかったことを根気よく続けていけば、必ず買うルート、売るルートができます。バイトをしながらでも、2,3年がんばってください。人の暮らしがあるかぎりあきらめる必要はありません。
ただ、魚や野菜などの知識は頭に入れてください。魚のさばき方なども挑戦してください。
他のビジネス・商売を考えている人も、まず自分が決めた方法を実践してください。先行者が気がつかないことが見つかるかもしれません。
これが、本当のbeginner's luckです。お互いがんばりましょう。