自信をつけるサービス

   { }

復活ノート

「自信をつけるサービス」
国内だけでなく、世界のニュースがすぐにお茶の間に届く時代になりました。緊急に手助けが必要なこともあるでしょうが、政府関係者が失言のようなことを言うと(腹で思っているのでしょうが)、言われた国はすぐに反応して、新たな火種を生むこともあります。
それは国交のレベル場合でも、庶民のレベルでもあります。
大体の場合、中学生のHRでしたような個人攻撃の応酬です。「だから、中国は。世界の嫌われ者だ」とか「日本は信用できない」とかの発言が飛びかっています。
ネットを隠れ蓑にして言っているだけでしょうが、それが集まれば、世論の形成につながるかもしれません(ぼくは、嫌韓主義ですから、」ラインはセません)という青年を知っています)。
だから、日本と中国であれば、「なんとなく嫌い」という雰囲気が出来上がってしまうのです。
私も、中国の言動を見ていると、勝手なことをする国だと思うのですが、わざわざ日本に来て大量に物を買うのは、日本を認めているからだと思えるような気がします(自分で商売するために「爆買」することもあるでしょうが)。
そういう世の中の雰囲気を背景にして、「日本の人や物」を取りあげるテレビ番組が増えました(「中国や韓国に嫌われたって、世界は日本を認めているからね」と自分を慰めたいからでしょうか)。
また、安保法案を通すために、「ほら、敵がどれかわかったでしょう?いつ攻めてくるかわかりませんからこの法律は必要です」という具合に政治は動いています。
もしも両国の政府の思惑はどうであれ、日本と中国の国民がものすごく仲良しであればどうなっていたことでしょう(それをさせないための教育が行われているわけですが)。
そのときどきの政府の思惑に引きずりまわされて、戦争でも起きたらどうなるのかと心配です(いくら謝ってもらってもどうしようもないことは、太平洋戦争の事例を見れば明らかです)。
個人の場合はどうでしょう。毀誉褒貶には、妬みや憎しみ、さらには、相手を利用しようという企みなども入っているかもしれません。
だから、毀誉褒貶に一喜一憂することなく、自分らしく生きつづけたら、何にも動じることのない自信が生まれると思うのです(そういう生き方に一歩でも近づきたいと思っているのですが)。
国というより、社会が、社会を構成する庶民が、今までどういう考えで、どういうものを作ってきたかを知れば、社会は一つになり、社会の自信に近づく一歩になるのではないか。
鍋でも、陶器でも、着物でも、どうしてこれを作ってきたか、どういう工夫があるのかを知らせるサービスです。ここから将来の展望を考えます。地球の主人公は庶民です。