my way

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復活ノート

「my way」
前回も言いましたが、windows10をダウンロードしたので、盆休みは、サッカー選手やテニス選手がアウェーのピッチやコートを念入りに調べるように、OSを確認していました(ほんとはそれで遊んでいました。もちろん仕事でも使うので、ある程度は頭がかっかしないように変更点を調べたり、日頃できないファンクションキーの使い方を復習したりしました。パソコンの要諦は、「タブキー」のマスターだとわかりました)。
edgeにもれなくついてくるbingは依然削除できないので、edgeごと目に見えない場所に移して、firefoxにyahoo,cromeにgoogleを入れて楽しんでいます。
ウエブページに出てくる広告を消すaddblockというアプリを入れましたが、その謳い文句が、「広告は過去の遺物だ」です。なかなか挑戦的です。特に、yahooは、googleの検索エンジンを使っているのに、同じ検索をしても、自社のスポンサーが上位に来るようにしているそうですから、うっとうしく思っているかもしれません。
ネットの広告(特にflash広告と言われるやつ)が時代遅れなら、企業はどんな広告をすべきか、広告代理店はどんな売り込みをすべきか考えてみるのもおもしろいでしょう。
さて、スシローが、空白地帯の都心部で、「回らないすし」をはじめるそうですが、その業界の経営者なら、「回らないすし」は念頭になかったはずです(何を回そうか、どう回そうかから考えをはじめるはずです)。
私は、「回るすし」には行かないので、最近の状況はわかりませんが、店の横を通ると家族連れで溢れていますが、利益率は悪くなっているかもしれません(業界トップは、「くら」だと思いますが、「どうして客を、昔の丁稚のように蔵に入れるのか」というのが私の最新のギャグです)。
また、人と人を結びつけるSNSが頭打ちになってきているのは、表面だけの結びつきに若者があきてきたからでしょう(ネットには、「いいね」に何の意味があるのかと書いている若者が増えてきました)。SNS業界は今度どうするのでしょう。
これも、前回書きましたが、ユニクロも不調ですが、衣料の場合は、売れに売れる状況では、客が「同じ服を着ている人に会う」ばつの悪さをどう考えているのでしょうか(私も一度ありましたが、おもわず目をそらしました。相手は若者で、「こんなとしよりと同じか」と思わせたことを気の毒に思いました。責任はないとしても)。
人生もそうであるように、事業でも、思うようにいかないことは山のようにあります。
夏目漱石が、「草枕」で書いているように、「向こう三軒両隣にちらちらする人」の間で、私たちは生きているからです。
結局は人のことを気にしても(気遣いは当然ですが)、自分の人生、自分の事業を全うできません。
ライバルを研究するのもよし、社会の動きを知るのもよしですが、自分ならこう生きる、自分ならこうするを第一義に考えれば、人生でも事業でも、自分の進むべき道ができてくるのはないでしょうか。
まだまだ暑いですが、お互いあきらめることなくがんばりましょう。