がん保険サービス
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復活ノート
「がん保険サービス」
歌舞伎役者夫婦の闘病ブログが注目されていることは全国民どころか、世界中でも知られているようです。
「されている」という現在形なのは、夫のブログだけでなく、亡くなった妻のブログも続けるらしいからです。
妻の死後も、夫は、「困りました。子供が、妹がほしいと言っています」などと書いているそうですから、目が離せない人もいるのでしょう(ブログで年間数千万円の収入があるようですから、やめるわけがないよと辛辣(しんらつ)なことを言う人もいます)。
とにかく、高額な治療費をかけたのにどうしてこうなったのか素人の私には分かりませんが、ネットを見るかぎり、最初診察を受けた病院では切除を進められたそうです。
しかし、3番目の子供を、しかも母乳での育児を希望していたので難色を示したそうです。さらに、夫は占いに救いを求めたために、事態は悪化に向かったというのです。
今日(7月7日)のニュースでは、「最初の検査でしこりが見つかったのに、ほっておいてもいいと医者に言われたのでそのようにした」とのことですが、まあ、いろいろなことが重なったのでしょう。お気の毒としか言えません。
最近は批判も多い近藤誠医師が言っているように、「真正のがん」か「がんもどき」か分かるまでほっておいて、いつの間にか治る場合もあるかもしれませんが、
見立てどおりに進行することもありますから、判断は難しいものです。
その近藤医師のことですが、私は、健康診断なども受けなくてもいいというのは、普段の生活を大事にするようにという警鐘を鳴らしているのだと思うようにしています。
日ごろから町医者の強欲ぶりを見てきた私は、近藤医師の考えに賛同していましたが、実際自分ががんであることが分れば、何とか早く体から取り除きたいと思うと思います。それは私だけでなく、ほとんどの患者が手術を受けるだろうと思います。
しかし、あせって無責任な医者の言うとおりにするのも考えものです(それも、近藤医師の警鐘です)。
とにかく、歌舞伎役者と妻のブログは、女性が病気や健康診断について真剣に考える契機になったかもしれませんね。
ところが、最近気になるニュースが流れてきました。がんで死亡する人が全国で一番多い青森県らしいですが、そこの自治体がしているがん検査そのものを調べると、4割がミスをしているというのです(診断の方法は国の指針はあるらしいですが、最終的なことはすべて自治体に任されていると言うのです)。
他の県でもあって、せっかく早くがんの有無を調べたいと思った人は腹立たしいでしょう。
検査そのものを対象にしたサービスをしませんか。がん保険ではなく、がん検査保険もいいですし、病院と提携したサービスも考えられます。
絶対にまちがいのない結果を保証するという基本姿勢があれば多くの顧客が集まると思います。