![](https://fukkatsu.net/wp-content/uploads/2021/04/fukkatsu-hinto.jpg)
大学の設立
{ }
復活ノート
「大学の設立」
「この国の将来は暗い」と考えている若者が60%もいるということです。つまり、それは、「自分の将来も暗い」ということでしょう。「自分は親の会社があって前途洋々だけど、社会は暗いだろう」ということではないはずです(社会が暗かったら、会社の営業も悪いでしょうから)。
また、それは、若者だけでなく、老人にとってもそうです。「後期高齢者医療制度」を見直して、医療負担が増えるようになります。それは年金が減るのと同じことです。
また、年金の元となる保険料も、会社を辞める辞めないにかかわらず、65才まで徴収する案もあるそうです(これは、消費税が10%になるよりも影響があります)。
これから、人生設計を描こうとしている若者の前には荒野しか広がっていないという光景でしょうか(韓国の若者が書いていましたが、「自分の夢は、一流大学を出て銀行に入る。そして、できるだけ金を借りて、家を建てて贅沢な暮らしをする。そして、いよいよになったら自殺する」というの人生設計だそうです。死んでしまえば金を返さなくてもいいですから。冗談半分でしょうが、日本以上の学歴社会にいる若者の気分をあらわしているのでしょう)。
人口の減少は国力の衰退を意味しますから、まずは安心して結婚して子供を育てる社会環境を作らなければなりません。
だから、私たち老人のことは後回しでもかまいません。そうは言っても、60代半ばの私でも、人生の3分の1、4分の1残されていますから、「無駄飯食い」で終わるのは、何とも悔しいではありませんか。
私は、ジョギングでも、40代、50代のときとは変わっていないように思えましたので、どこも老けていないと高をくくっていました。
しかし、いっとき心臓に異変を感じて医者通いをしましたが、はたと思ったのは、体の老化は一度に起こらずに、それぞれの内臓がそれぞれの都合で衰えていくのだということです。
起床しても、すぐに大小便が出なくなりましたが、それも、それを受けもつ内臓がすぐに反応しなくなっただけです(大便は、毎日出なくても便秘ではないそうです)。
そして、数年するとみんなが出そろって、その持ち主である私たち自身と老人仲間になるという段取りです。私のオリジナルギャグである「老化は静かに歩きましょう」という具合です(これが分かれば、病気かもしれないなどとあわてなくてもすみます)。
後は人生を生きなおすための講座を受けるだけです。そうです、私が考えているのは、「人生生きなおし大学」です。
60才以上の人、復活をめざす人、こんなはずじゃなかったと思いながら今まで生きてきた人、これから何かやりたい人が入学できます。せっかく生まれてきたのですから、2回は生きましょう。