
ビジネス仲間
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復活ノート
「ビジネス仲間」
「メイドインジャパン」、「国産」と聞けばとりあえず安心します。しかし、身の回りにあるのは、ほとんどが「メイドインチャイナ」というのが今の世の中です。
世界中の国がそうですから、中国が、「世界の工場」と言われるもの当然です(中国の首脳が、「中国は大国である」と言いながら、世界のあちこちでせこいことをするのは別として)。
とにかく、日本の企業が、今世界を驚かすような商品やサービスを作れば、「さすがソニー」、「さすがパナソニック」となって、一気に経営の状況は変わるのに、先行する企業に追いつく気配がありません。
どこの企業も研究を続けているのでしょうが、研究費の削除や、ガラパゴス程度なら作るなという内部の圧力などとの戦いの毎日なのでしょうか。
それに伴い、ヤマダ電機が規模縮小を決めたように、それを売る事業も衰退気味です。
確かに、私も、スマホ、パソコン、テレビ、あるいは、洗濯機や冷蔵庫も買い替える予定はありません(もっとも、冷蔵庫は、最近中古で買いました。新品は高くて手が出ませんでした)。
しかし、ツタヤが、新しいコンセプトで電気製品を売る事業をはじめました。内容は、ネットなどで調べてほしいと思いますが、「いくら値引きするか」という商法ではなく、「生活をどう便利にするか、どう演出するか」ということのようで、今までの家電量販店はさらに焦るかもしれません。今までその業界にいなかったからこそ思いついたことなのでしょう。
その意味では一般の人も、どの業界にも属していないわけですから、新鮮な発想を持つことができます。
みなさんも、密かに「こんなものがあったら」とか「このサービスはすごいぞ」と思っていることがあるでしょう。
実は私も持っています。それらをすべてここに書かないのは、「もしそれを作ったら、絶対売れる。そうなれば・・・」という「皮算用」がなせるわざです。
しかし、そういうものが、実際日の目を見るためには、血を吐く努力、あるいは、人との出会いが必要なのは、テレビのドキュメントでやっているとおりです。
そこで、仲間を集めて、それを製品化するようにしたらどうですか。「自分が考えたものを取られるのではないか」(みんなもそう思っている)、「利益が減る」(みんなもそう思っている)。
ここをどう乗り越えるかですね。まずじっくり仲間を集めるのですが、そうことを忌憚なく話をして人間関係を作りあげていきましょう。
私のように、うまく人間関係が結べなくて失敗してきた者にとっては、そういう仲間ができると思うと心躍ります。
仲間とは、同じ夢を追い、そのために同じ苦労をする者であるとするならば、人生の終わりにそういう人間と知りあうことができるのですから。