バブル

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復活ノート

「バブル」
子供への虐待はすさまじいものがあります。新聞やテレビで報道されない日がないほどです。
いわゆる「継子いじめ」だけでなく、自分の実子にも親のストレスが向っています。
いずれにしろ、短い命を親に断たれるほどかわいそうなことないと思います。
また、病院や老人施設での入居者への虐待も続いています。昨日も、トイレの様子をネットで流したり、高濃度インスリンを投与する事件が載っていました。
施設にいるおとしよりを見る仕事をしていますが、昔から「あの人が行くとバシバシという音がしている」などと聞くこともありますし、実際、おとしよりからは、「お茶ちょうだいと頼むと、『オムツを替える回数が増えて困るから』と断られた」と訴えられることがあります(だから、「自分の親には、自分の職場であるけど、ここへ入れられない」と言うスタッフもいるのです)。
施設の問題は、給与のこともありますが、たいてい組織の問題です。組織を上手に運営していけばかなり解決できますが、社会の閉塞した状況を打破するのは簡単ではないようです。
就職もままならない青年によるホームレスの襲撃も減っていないようです。
確かにオリンピックやサッカー、野球などのスポーツ観戦は、いっときの元気をくれますが、自分を見れば・・・というものです。
そして、物価は確かに安いです。これがデフレなんですね。経済の病気といわれます。
しかし、「お父様はご病気だから、静かにしていらっしゃい」と言われても、なんだかうれしくなります。
先日も、安売りショップで360円のシャツ、200円のTシャツ、そして、300円のズボン(しかも、そこから3割引です)を買いました。
1000円でお釣りがありますし、みごとな「ちょい悪おやじ」になりました(今から、この格好で神戸へ行きます)。
昔のバブルのことは言わないようにしていますが、何でも安く手に入る、今の状況はバブルじゃないですか。
今日(3月7日)の朝日新聞は、「財政破綻」を特集しています。10年後に、日本は、夕張市のようになるかもしれないということです。
そりゃ、そうでしょう。国債という借金ばかりしていると、誰からも相手にしてくれないのは世の常です。
以前、「楽しいニュースしか載せない新聞」を提案したことがありますが、「今はバブルである」という視点から、自分のビジネスを見直してください。
また、みんなをその気にさせるビジネスを考えてください。たとえ10年後に、ほんとに夕張市になっても、私たちは生活をしていかなければならないのですから。