100年に1回にチャンス

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復活ノート

「100年に1回のチャンス」
今日も、近くのマクドナルドの店には車があふれています。
日曜日の午後ぐらいは、ハンバーガーパーティで家族団らんといきたいし、何より妻の家事を減らすこともできます。
そのとき、連休をどう過ごすかというテーマで家族会議をしようなどと考えながら自分の番を待っている父親もいることでしょう。
ファミレスにいくと万札が飛んでいくし、昼から回転ずしもちょっとということもあるかもしれません。
確かにマクドは、値引きの最先端を走っています。追いかける同業他社も、値引きをしつつ、独自の戦略を練っているというのが現状でしょう。
そこで、モスは、国産肉だけを使った高級ハンバーガーを出しました。
私も、物は試しと、それとコーヒー、ポテトフライのセットを買ったことがありますが、900円を超えて、びっくりしたことがあります
全国チェーンの弁当屋やコンビニの弁当が300円台も出てきていますので、なかなかたいへんでしょう(国道沿いの店を廃業していました)。
カジュアルの洋服も、今のところユニクロの一人勝ちのようです。
ユニクロが評判になった10年ほど前から、デパートやスーパーは、同じような店を出していますが、その差はいかんともしがたいようです。
私たちにとっては、先行する企業と追随する企業の差があるほど参入するチャンスがあります。
先行する企業は、さらにその差を広げるためには、さらに値下げを考えながら、付加価値を追求します。追随する企業は、採算を度外するアドバルーンを上げたりします。
サバイバルレースに負けて脱落していく企業もあります(たいてい追随する企業側から出てきますが)。
何か事業を考えている人は、その混乱地帯に注目してください。
いずれ勢力図は落ちつくでしょうが、それまでがチャンスです。こんなチャンスはめったにありません。100年に1回と言っても過言ではありません。
トヨタでさえ、減産する時期を見失ったぐらいですから、今後の予測をするのは困難なのです。
あなたが考えている業界のトップ企業にでも、何かあるかわかりません。
脱落する企業の店や工場を、二束三文で手に入れることができるかもしれません。
もちろん社会の動きを見て、どのような戦いをしていくのか考えておかなければなりません。
マラソンの勝者は、ライバルの息使いで、ラストスパートを決めたとか言っていますが、
公にされるライバル(この場合は既存企業)の戦略の背後を見ることも大事です。