今どきの地球

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「今どきの地球」
地球は、「熱いトタン屋根」のようになった。ほんまに暑いのと、家計が火の車で熱いのとでな。
猫なら、えらい勢いで逃げるやろけど、人間は逃げ場がない。海に飛びこんでも熱い。
昔なら戦争に走る国があったやろけど、今、そんなことをすれば、核爆弾が飛びかって、暑いも寒いもゆうておられへん。
人類はそう長くないかもしれん。えらいこっちゃゆうていても仕方ないから、直面することを整理しよう。
石油や石炭などの化石燃料は温暖化の原因になるから(原因の一つやろけど)、なるべく控えようとゆうことやけど、後100年もしたら、使いつくしてしまうからそんな心配はないかもしれん。
それで、原発が登場したわけやけど、「檻から逃げた猛獣」は手に負えんことがわかった(それでも、中国は、二酸化炭素を少なくするために、200基の原発を作るんやて)。
今のところ太陽光、風、地熱、波などからの電力は子供だましぐらいしかないけど(海底にはメタンがあることはわかっているけど、揚げる技術がない)、産業を含めた生活程度は落としたくないのやな(なんとかならんのかい)。
また、「世界は一つ」とゆうているけど、経済大国の思惑で、資本を自由に行き来できるようにしただけやないか。
外国為替ゆうのは曲者(くせもの)で、どこかの大国が不景気になると、世界中がシッテンバットーする(なんとかならんのかい)。
各国は、この国難を救ってくれるリーダーを待望しているけど、「文明が大事か、人類の存続が大事か」などとゆうリーダーはいらんようや(よその国が経済破綻しようが、津波で沈没しようが、まずは自分の国の景気を戻してくれたらええのや)。
世界は広いので、どこぞに真のリーダーはいないのか探したら、近くにええことゆうのがおった。
「政治家は、自分のためにはなく、国民のために泣かなければならない」 どや、この格調の高さは!リンカーンン並みや。
管首相に恥じかかされたゆうて泣いた海江田に対して、民主党や自民党から出た言葉や(大体原発推進派や)。
次は、「アメリカは、借金体質を脱却して、健全な国を目指すべきである」アメリカ国債の格下げで、中国の幹部がゆうた言葉や。そうやなあ、世界一のアメリカがしっかりしてくれんと。
中国が、事故の電車を埋めたときで、しかも、アメリカの消費を支えてきたのは中国やけどな(アメリカの国債を山ほどもっていて、人権無視の国などと言われてきたので、腹に据えかねていたのやろ)。
結局リーダーゆうても、世界を救うリーダーなんていらんねんやな。
国民、とりわけ金持ちの意識(地位保障、優越感、差別など)を引きだしてくれるもんがええのや。
そうすると、日本のリーダーは、原発は絶対必要とゆう考えで、国民をうまく丸めこめる話術をもっているのが条件となる。
菅首相の場合は、「最小不幸社会」などの言葉が毛嫌いされたのやろ(「薬害も、原発事故も、戦争も、全部国が悪うございました」はとんでもないことなんや)。
管首相をほめているわけやない。ゆうていることが二転三転するのは失格やな。それが信頼してくれるもんがいない、人徳がないとなる(身に覚えがある)。
管首相は、「いかに子供手当が国にとって大事か」を、苦悶の表情をしながら、胸に手をやり、両のこぶしを空にさしだしながら、国民に訴えたらよかったのに(ヒットラーのように)。
それがないから、「人から金もうて、子供を育てるな。わたしなんか・・・」とゆうとしよりが多かった。
最近、Turning Japanese(日本化)とかYes, you Kanとかからかわれているけど、日本は、リーダー不在ではなくて、世界を救うリーダーがいたと思うたらええのや。
どうせ日本では、「攻めろ」とゆうリーダーがいても、「のんびり行こか」ゆうリーダーはおらんかったのやから。リーダー失格の烙印を押されたもんからゆわれたくないのはわかるけど。

 -