復活
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復活ノート
「復活」
「山高ければ谷深し」と相場師は言うそうです。株相場がぐんぐん急上昇すれば、落ちるのもひどくなるということだそうですが、この世のものは大体そのようです。
相手を信頼していたのに、期待を裏切られると二度と相手にしないとなります。
政党もそのようで、民主党が、国政でも地方でも、選挙のたびに数を減らすのは、選挙のたびに、「当てにならない」という思いが湧きあがってくるからでしょうか。
民主党の幹部でも、元々自民党にいた者がほとんどなので、資質というより、組織の運営が凋落の原因かもしれません。
それに反して、政権を取った自民党は、中国、北朝鮮、韓国との関係悪化で、「なめられない国」作りを期待する国民の後押しで、一人の考えがどんどん前に出てきています。
経済さえよくしてくれたら、自衛隊が何をしようとかまわないということでしょうが、もし、自衛隊員が海外で戦争をはじめたら(自衛という口実であっても)、世論はどう判断するのでしょうか(徴兵制などをもちだすとアウトなので、そのへんは様子を伺っていることでしょう)。
ただ、日本は民主主義ですので、今の状況を止めるのも、推し進めるのも国民です。
政治家に求める前に、自分の国は「かくあれかし」という自分の考えを明確にしなければなりません。
「税金ができるだけ少ない国」でも、「北欧のように税金が高くても教育や医療が無料の国」でも、とにかく、まず国民は、「自分の考えありき」でなければならないのです。
私たちも、夢をもってビジネスに取り組んできたはずですが、その夢が、いつのまにか、「どんなことをしても金儲け」になってしまい、最後には、金の工面に追われて夢どころではなくなったのです。
そして、現在です。しかし、夢をもったところが・・・」という気持ちでは復活はなかなかできません。
夢がもてないのなら、昔の夢を思いだしましょう。私の場合は、金儲けをして、ある程度の時にハワイかオーストラリアでリタイアライフを楽しむ(人気のマレーシアはむしあつい気がするので)・・・。
何事もなかったら実現できたかもしれませんが、大きなことが起きて、ビジネスはできなくなりました。人生に大きな影ができたわけです。
しかし、夢をあきらめたわけではありません。何が起きるかわかりませんから。
そのために、毎日自分をほめます。「普通の人間なら、これだけ落ちたら自暴自棄になるのに、65才でも一歩一歩這い上がろうとしている。おまえはすごいぞ」
誰もほめてくれるものがいないこともありますが、昔から、ほめられると調子が出る性格なので、これも生きる術です。
民主党は、どう復活しようと考えているのか知りませんが、経営者の復活はお任せください。