何でダイワハウスなんだ?(2)

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「なんでダイワハウスなんだ?」(2)
前回、人間には、必ず「何か」が起きることを確認した。
「これから一人で生きていくことに決めた。退職金と年金の半分はちょうだいや」とゆわれるもんもいるやろ。
また、最近テレビで認知症のことをようやっているけど自分の連れあいが、遊びにきた子供に「お宅誰ですか?」と聞いたら、新しい生活の始まりや(3,40年後には、認知症が何百万人とゆう単位で増えるそうや。「老老介護」どころか「認認介護」の時代が来る。「ボケ国家」の到来や)。
自分の体からも、何かがボコンと出てくる。早朝、ピーポ、ピーポと聞えたら、誰かの血管が詰まったか破れたか。
ぼくのじいさんは昼飯のとき倒れた。叔父は運転中に電柱にぶつかっていた。母親は畑で倒れていた。
昔、将棋の駒を山のように積んで、一つずつ取っていく遊びしたことないか。確かカチッと音がしてもよかったんやな(?)、崩れたら負けや(と思う)。
人生もよう似ている。カチッと音がしたぐらいで、パニックを起すもんもいる。
最初に、「女房が家事がでけんようになりましたんや」と坦々と連絡してきたおじいさんに感動したとゆうたけど、父親はちごた。母親が倒れる前に、「もう家のことがでけん」とゆうと、父親は、「それなら首をつったる」ゆうてネクタイを持ちだしたらしい(次はぼくの番や。あのおじいさんように賢くやりたいけどな)。
父親のように、カチッと音がしただけで、「うろ」がきたり、「ちょちょもうて」しまうのは、どうも人間関係をうまく結べん性格があるように思う(ぼくが心配しているのは、ぼくがそうやからや)。
ある奥さんは、近所の奥さんと何かあったらしく、「あの家はダイワハウスなのよ。どうせスーパーのレジぐらいしかできないくせに」と毒ガス攻撃や。
自慢したい「何か」もあるで。背中合わせの家の奥さんとはしゃべったこともないけど、「いつも子供がうるさくてすみません。3ヶ月ほど静かになります。子供がアメリカに留学するもんで」とヘリウムガスでうきうきや(そこの高校生も見たことがない)。
時間をかけたほうがええ場合もあるけど、「何か」は、早う消化したほうがええ。ほっとくと毒ガスになってしまう(消化能力が悪くて、すぐに毒ガスにしてしまうもんもいる。ヘリウムガスは無害や。聞かされるほうはうっとうしいけど)。
「なにでダイワハウスなんだ?」なんて聞かなくてええ。みんな自分なりにしゃべってくれるんや。
ところで、ダイワハウスの質は悪いんか。毒ガスを吐いた奥さんの家は、どこのプレハブか外からはようわからんけど。

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