手紙
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「手紙」
ホ~、メェ~、ホ~、メェ~
いつかはぼくにも超能力が来ると信じて、今日もボイストレーニングや。
♪またきみ~にぃ~恋してるぅ♪暁輝夫のように、「なんでこんなにうまいんかしら」と思うても、次の日は、メロディーがわからんようになっている。
まだオンチはなおってへんけど、努力に勝る天才なし、や。
せやけど、ぼくは緊張しいやしな(結局、浅田真央も緊張に負けたんやろな)。
♪いまま~でより深く♪てか
前にもゆうけど、この歌の主人公は50前後やと思うけど、「恋してる」なんてゆえるから、若い女と遊んできたな。
せやけど、金も体を不如意になって、平気な顔をして家に帰ってきたんや。
「奥さん、ようこんな男許しまんなあ?」
「『金の切れ目は縁の切れ目』とゆいまっしゃろ。だ~れも相手にしてもらわれへんようになったんですやろ。
どこにも行くところないので仕方おまへんがな。えっ?『はじめてのように ふれる頬』とゆうてますのか。
いややわ。あの人ったら。せやけど、やさしいとこもありますのえ。
帰ってこうへんときでも、ときどき『元気か』ゆうて寿司折下げてくるときもありましたから」
風呂に入って、一人で女といちゃいちゃする、落語の「骨釣り」(東京では「野ざらし」か)に出てくる男みたいになったから、もうやめとこ。
せやけど、この主人公は女かもしれへんで。
今日(きょうび)、育児に生きがいをもつ「育児パパ」ゆうのがいるそうやから、「夫は育児にかまけて、わたしをかもうてくれへんので、他の男に走ったんですわ」ゆうてな。
びっくりするほどきれい宝石箱があったら、何かどんな宝石が入っているのやろと思うやろ。歌では、メロディーが宝石箱や。
この前テレビを見ていたら、友だち同士で墓を作るニュースをやっていた。最近は、町に住んでいる子供もそうそう墓参りに来てくれへんので、そんなん作るんやて。庶民の共同墓地やな。
それはええのやけど、集まりで、みんなで歌っているのは、「千の風」やった。
♪私のお墓の前で泣かないでください そこにわたしはいません♪やった。でも墓はいるんや。これも、宝石箱のせいやろか。
手紙も宝石箱や。先日、新聞に、長野オリンピックの金メダリストの清水宏保が、銅メダルを取った加藤条治に手紙を書くとゆう体裁の記事を朝日新聞に書いていたけど、あれはなかなかのもんやった。
一般的に銀やったら悔しいけど、銅はほっとするするもんやて。
「しかし、きみは銅で悔しいと言っていた。以前、ぼくが、意識をなくすほど、練習しているのを見て、『よくそこまでやりますね。ぼくならスケートをやめちゃいますよ』と言ったことがあった。
ぼくは全然腹が立たなかった。きみは天才的で、カーブの曲がり方を、後輩のきみに教えを乞うほどだったからだ。
今回君が負けた原因ははっきりしている。スタミナ不足。次回をめざすなら練習しかない」ここに書くだけで泣けてくるわ。
会社のことでごちゃごちゃしたことがあったから、ぼく宛の手紙を未だに開けられなくなっている。
励ましてくれるもんもいたけど、大抵非難するもんやったから、恐怖症になってもうた(
相手ぐらい見るやろ。相手で、何が書いてあるかわかるやろゆわれても、相手の頭には、ぼくのことがあると思うと、もう耐えられへんのや)。
それはええけど、清水は洞察力があって、ええ文章書くのに、金メダルを取ったとき、藤原紀香は清水から交際を求められたのになんで断ったんや(わかる気がするけど)。
また、数日前読売新聞の「人生相談」に、若い女性が、「姉は、いわゆる「できちゃった婚」です。私は、そういうだらしないことが大嫌いです。
母も、常々そういうことを言っていたのに、それがわかると、私に、絵文字入りのメールを送ってくるのです。母も姉も、その男性も許せないのです」と相談していた。
回答者の元マラソンランナーの増田明美は、「あなたの気持ちはよくわかります。距離を置いていいですから、見守ってあげてください」と回答していた。
スポーツ選手は、「がんばれ攻撃」に晒されてきたから、人の気持ちがようわかるのやろか。
言葉は、包丁にもなるけど、バンドエイドにもなると思う。
また、攻撃的な文章を書けるもんは、やさしい文章も書ける。相手との関係だけのことやから。