ガッツポーズ

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「ガッツポーズ」
バンクーバーオリンピックが終った。
「力を出しつくせなかった」とかゆうて、次をめざす選手もいる。選手団長の橋本聖子も、昔もう1回出る、夏にも出るゆうて、みんな白けたけど、あきらめさす若いもんがおらんかったんやな。
浅田真央もコーチを変えて、次をめざすようやから、今度はジャンプしたとき、空中で逆回りして降りてくるウルトラCをおぼえたら絶対金メダルや(あのコーチは、昔スケート選手やったとは思えんけどな)。
とにかく、選手は、世界での実力はわかっているようやけど、浅田がようゆうていたように(最近注意されたようやけど),「ノーミスをしたら」、ガッツポーズをして喜びを表現する(サッカー選手は、ゴールすると、ものすごいガッツポーズをする。最後は、みんな集って、組立て体操がくずれたみたいになる。ゴールしても、本人も仲間も、「何か?」みたいな顔をしたらおもろいで。クールな平山やったらできる)。
プロ野球の選手で、お立ち台で、「小さなガッツポーズでしたね?」と聞かれて、「いや、相手に悪いですから」と答えたのがいたけど、オリンピックでは、長い緊張が続いた後の緩和やから、派手なガッツポーズになる。
「高橋、ガッツポーズです!ほんとにうれしそうです。あれだけのケガをして、よくぞやってくれました」てなもんやけど、同じケガをして優勝したときガッツポーズをして怒られたのが朝青龍や(そんなんが積みかさなってクビになってもうた)。
相手が土俵を割っているのに、まだ押すという流れの中のガッツポーズやろし、ガッツポーズをするとゆうことは八百長やないとゆうことか(ちょっとぐらいはやっているやろけどな)。
人間、場ちがいなことをすると叩かれるとゆうことやな。ぼくらは、ガッツポーズをする機会は、まあないけど、場ちがいな言動は気をつけんと。
それにしても、モンゴル人の言語感覚がすごいな。みんな、ややこしい本名に慣れているからかな(朝青龍=ドルゴルスレン・ダグワドルジは引退したとしても、白鵬、日馬富士などモンゴル人力士は30人以上おるそうやから、全員の本名を暗記するとゆう罰ゲームはどうや)。
いや、ほんまに日本語うまい(アメリカに10年近くいるイチローや松井などは、マイクに向っては英語をしゃべらへん)。
「まだ若干29才なので・・・」と自分でゆうかと思うたけど、30そこそこで、「生涯一役者」とほざいた小泉孝太郎よりはましやし、「わが巨人軍は永久に不滅です」とゆうた長嶋より大人や(「馬から落ちて落馬した」とか「東京へ上京する」といっしょや)。
それはともかく、鳩山も場ちがいな言動をする。国会は風呂とちがうでとゆいたいわけや。「風呂で屁ぃこいた」ようなことばっかりゆうているのでな。
あのやぶにらみの目が、金持のおぼっちゃま丸出しで嫌いやゆう知りあいがおるけど、「フン、きみ、ツイッターって知らないの?」と鼻で笑うことはあるな。
企業・団体献金禁止の法律を、小沢幹事長に一任するとか言っていたけど、それをやらせてから、「まずはお前が国会議員を辞めろ」とゆうたらほめたる(秘密を守るために、忍者屋敷を作った大工に酒を飲ませて、屋敷の穴に突きおとすようなもんや)。
せやけど、その場にドンピシャもまわりが引く。「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎みたいに、患者と喧嘩した歯医者が、「耳から手ぃ突っこんで、奥歯ガタガタゆわしたろか」ゆうたら、患者は逃げてかえる(もっとも歯医者は、耳から手ぃ突っこまんでも、いろいろ道具もっているやろけど)。
まあ、ぼくらは、その場の雰囲気を見て、アホでもないし、そんなにカシコでもないぐらいのことをゆうようにしたら、世の中うまくいく。
えっ、やんやて、お呼びでない?こりゃまた、失礼いたしました。

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