「 長編」 一覧

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シーラじいさん見聞録

2017/07/02  

イリアスは毛布で顔を隠してベッドで横になったままだった。 3人が、ランチを食べようと声をかけたが、起きてこなかった。アントニスは、「船は沈んだことはまちがいない ...

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シーラじいさん見聞録

2017/07/01  

オリオンは、航行する船や港の建物に書かれている文字を読み、ようやくトロムソを見つけることができた。港には無数の船が停泊している。港のまわりを取りかこむ山にはびっ ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/30  

「それはよかった。ぼくたちはようやくヨーテボリに着いた。トロムソまですぐに行けると思ったが、飛行機が飛ばないのでバスや電車しかない。それで、ものすごく混雑してい ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/29  

「船首が西に向いていたから多分ベンの側だろう」カモメが言った。 「しかし、ベンとオリオンが乗っている船ではないでしょうね」リゲルは心配そうに聞いた。 「敵船に一 ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/28  

「それじゃ行こうか」 「お願いします」 「あっ、ちょっと待って」先頭のクジラが止った。すると、カモメが1羽下りてきた。そのクジラはカモメに近づいた。 オリオンの ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/27  

「もうすぐシーラじいさんたちに会えるのだ」ジムが言った。 「いや、オリオン今そんなことを考えていないよ!」イリアスが大きな声を上げた。 3人はイリアスを見た。「 ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/26  

オリオンは、先ほど何かあったのかと聞くつもりだったが、ベンは自分のためにあれほど喜んでくれているのだと思うと、もはや聞くことができなかった。「ありがとうございま ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/25  

「シーラじいさん、いつオリオンが来てもいいように、ぼくたちもすぐトロムソに向かいましょう。それに、ぼくたちはあのあたりのことはよくわかっていますから危険な目に合 ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/24  

午前1時を回っていたがジョンはすぐ出た。そして、マイクが言う前に、「オリオンに何かあったのか」と叫んだ。「明日一番で移送される」マイクは答えた。 「ようやく決ま ...

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シーラじいさん見聞録

2017/06/23  

そのニュースに世界が冷静だったのは、ミラが行方不明になったときのような大きな衝突は核兵器が使用されてからはなかったし、もしあのような衝突があっても、核兵器を使え ...