ゼリーフードビジネス
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復活ノート
「ゼリーフードビジネス」
高齢化社会になって、「嚥下」という言葉がよく聞かれるようになりました。
「えんげ」とか「えんか」と読んでいますが、食べものや飲みものをのみくだすことです。
健康であれば、意識することはありませんが、介護コンサルタントとして、大勢のおとしよりを見ていますが、老化などで嚥下に障害があると、命取りになることがあります(ネットで、その動きが見られますが、その反射運動はほんとにできています)。
しかし、年を取ると、食べることを忘れたり、咽頭とか咽喉とかいわれる部分の筋肉が衰えて、うまく食べたり飲んだりすることができません。
食べないと元気が出ないし、無理に食べさすと、食べものや飲みものが、ちゃんと食道に行かずに、肺に入ってしまって、肺炎を起こします。それを「誤嚥」といっています。
これが怖いのです。新聞の死亡欄で、死因が肺炎となっているのは、ほとんど「誤嚥」による肺炎です。
しかも、食べものや飲みものだけでなく、自分の痰が肺に入って、肺炎になることもあります。だから、「痰吸引」が、介護の大きな仕事です(看護師しかできませんが)。
介護をする人は、お茶でも、とろみをつけます。それのほうが、「誤嚥」が少ないからです。
宇宙食も、ほとんどゼリーですね。遠い将来(何十億年後ですが)、人間は、地球を離れることになりますが、そのときもゼリーでしょうか。
今のうちに、ゼリーフードのパイオニアになっておけば、世界を、いや宇宙を制することができるはずです。
まず、おとしよりが待っている、お茶や糠漬けのゼリーから始めてください。
現代人のためには、「痩せるゼリー」、スポーツマンには、「水分補強ゼリー」といくらでも考えられます。
長女が、ある大手食品会社に勤めているのですが、どこの企業でもやっているように、新製品の「社内アンケート」に応募するために、長女に、何か考えてくれといわれて考えたものです。
長女の提案が採用されるかどうかもわからないし、別に、私が口外してはいけないということもないので、復活をめざしている人にお話しました。
おとしよりや家族は喜ぶと思いますよ。食べることしか楽しみがない人が多いのですから。