葬儀サービス
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復活ノート
「葬儀サービス」(2)
外国から、銀行、証券会社、保険会社、不動産屋、スーパー、レストラン、コーヒーショップなどが、ぞくぞく上陸しています。
そして、いよいよアメリカから葬儀会社が日本進出とのことです。
葬儀といえば、宗教儀式ですから、あまりにも障壁があると考えられますが、日本の葬儀業界の体質を研究した結果、日本は「おいしい」市場であると判断したのでしょう。
私は、昨年7月には母親の、今年3月には父親の葬儀を経験しました。
普通は葬儀屋に頼みますが、料金面で納得できないが、葬儀のことだからと引きさがっている人も多いと聞きます。
私の実家は片田舎の上に、慣習がわからなかったので、母親のときは、地域の長老の言うとおりにしました(香典は150万円ほど集まりましたが、費用は300万円かかりました)。
父親の場合は、先手を打って葬儀会館を借り、香典も受取らないようにしました(それでも、150万円かかりました)。
そこで学んだことがありましたので、「葬儀サービス」(2)を提案することにしました。
親は田舎で生活をしていましたので、田舎の慣習どおりしましたが、私は、葬儀どころか戒名も断るつもりです。
人間には宗教が必要であると思いますが、今のところ、一人で地獄に行くこともやむなしという考えです。
しかし、そうはいっても、家族は、葬儀屋に頼むのがてっとりばやいと思うでしょう。
最近、自分の骨つぼや遺影を用意しておくのがはやりだそうですが、自分の葬儀まで考えておくことが大事です。
それをサポートするビジネスです。「無宗教のみを扱います」といえば、インパクトがありますよ。
無宗教なので、知りあいを呼んで、本人の話をして見送ったという家庭を知っていますが、「人前結婚式」ならぬ「人前葬儀」を演出するのです。
私自身は、「決まり」ということで、僧侶に100万円も払うことが腑に落ちないのです。
それでなくても、遺産相続の裁判が増えているそうです。
最近は、不況もあるでしょうし、介護も、その原因らしいです(親の介護をした分を評価せよという諍(いさか)いが多いらしい)。
昔から、「泣きながら、よいほうを取る形見分け」という川柳が引きあいに出されますが、せめて葬儀ぐらい嘘偽りのないものにしたいものです。
「自由葬」とかいう名で無宗教の葬儀を扱っているところもありますが、「本人が決めておく」ということをコンセプトにした葬儀ビジネスを提案しませんか。