災害シェルター

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復活ノート

「災害シェルター」
NZ地震のほとぼりが冷めていないときに、観測史上最大の地震が起きてしまいました。
この世のものとは思えない惨状がテレビに映されていますが、国は全力で救済に取りくんでほしいものです。
世界から救援の申し出があり、すでに韓国隊が活動を始めていて、その後、アメリカ、ドイツ、イギリスからも救助隊が来ます。
中国やロシアもいつでも向うといってくれているのですから、この際、申し出を受けるべきです。
12日夜にはアメリカの空母が仙台沖で活動を開始する予定です。その船には5000人以上のアメリカ兵が乗っていて、一つの町のようになっています。
アメリカにとってはそれを中国やアメリカに見られたくないでしょうが、協力をして救援活動をしてもらうのは、世界平和にとっても大きな意味があるように思えるからです。
外交は駆け引きのようなところがありますから、一緒に汗をかくと、大きな前進があるはずです。
私の場合は、長女が新横浜に住んでいるので、すぐに電話やメールをしました。最初はつながりませんでしたが、夕方になってようやく連絡がつきました。
横浜アリーナが避難場所になっている新横浜駅近くのマンションにいて、長い揺れであわてふためいたようです。連絡がつかなかった主人も夜遅く職場から帰ってきて一安心でした。
耐震性に劣っていたマンションなら、あるいは、柱の一本に欠陥があれば、またちがった状況になっていたかもしれません(九段会館ではそのような事故が起きています)。
また、NZの地震では、その数年前まで、そこに次女が住んでいましたが、NZに着いて数日後に地震に会われた人もいたそうです。つくつぐ人生はめぐりあせだと思います。
家族も家も、そして地域も津波に飲まれた人にはお気の毒としかいえません。
以前、洪水などが来たときにすぐに逃げるためのボートなどを提案しましたが、大津波には歯が立ちません。
どんな災害からも身を守る家はできないものでしょうか。火事、地震、核、津波も耐えられるものです。
火事、地震、核は今の技術で可能です(核シェルターは、数十年前からあります)。
津波は、ものすごい水が押し寄せてきます。それなら、津波が来たとき、外のものが外れて、ドーム状のものなって流れていきます。何かにぶつかっても耐えられます。
引きもどされて、海に出てももちろん浮かんでいます。たとえ何億円でも買う人はいくらでもいるでしょう。
1万人の安否がわからないという南三陸町の公式ホームページには、美しい海や山の写真が溢れています。何とか叡智を生かして復活してほしいと思います。