もう一度

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復活ノート

「もう一度」
言うまいと思えど今日の暑さかなという川柳があります。
暑さから身を守るためのビジネスはすでに提案したのですが、9月中はまだこの状態が続くという予想なので、また言うことにしました。
おとしよりがなぜクーラーをつけないのかという調査を電力会社がしました。
それによりますと、「電気代を始末するため」ということより、「クーラーは体に悪いから」というほうが上位でした(熱中症で入院したおとしよりに、クーラーの設置をアドバイスした医者が、そのおとしよりの家を訪問すると、クーラーを使ったことがないことがわかりました。リモコンの操作がわからないのです)。
ことほどさように、身についた先入観を取りのぞくことはむずかしいようです(特におとしよりの心から)。確かに昔は「自然の風が一番体によい。クーラーは体に毒」とか言っていましたね。
しかも、熱中症にならないだけでなく、体を冷えから守るためには、クーラーの風を直接当てずに、扇風機を使って・・・などと言うと、もうめんどくさいと思うようです。
家族がいて、常に暑さの状況に応じた世話をしないかぎり、一人暮らしのおとしよりは、今年は乗りきれても、来年はどうなるかわからないような事態になってきました。
私の叔母も、来年もこんな暑さなら死んだほうがましと言っています(一人暮らしですので、週に一度はのぞくようにしていますが)。
阪神大震災で辛い経験をしたのに、さらに焦熱(灼熱)地獄で苦しむことには耐えられないのです。
自宅で大勢のおとしよりが熱中症で亡くなりましたが、事故というより、覚悟の死もあったかもしれません。
これからは1年の半分近くが猛暑になるかもしれませんので、社会生活そのものが変わってくるだろうと思います(学生だけでなく、社会人も、8月、9月を休むとか)。
そこで、おとしよりを避難させるビジネスはどうですか。どこか涼しい山間部でのんびりしてもらうのです。
ホテルを使っても、廃校をそれ専門に改造してもいいです。それは疎開(暑さという敵から逃げる)であり、修学旅行(まさかこの年で)であります。
また、東北の農民が秋の取り入れがすむと、しばらく湯治場で滞在するようなものです。
それは家から離れることに慣れるという側面もあります。
おとしよりが、やむをえず入院や入居をすると、一気に老化が進む人がいます(私の両親もそうでしたが)。それは、「自分の家に住めなくなったこと」にショックを受けたためです。
両親とも、見舞いに行くと、「家に帰りたい。早く連れてかえってくれ」の一点張りでした。
性格も変えにくいですし、先入観も取りのぞくことができないとなれば、面白おかしくライフスタイルを変えるようにもっていくしかありません。このビジネスは成功もするし、喜ばれもするでしょう。