カロリーチェックシステム

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復活ノート

「カロリーチェックシステム」
年明け早々、納豆が、スーパーからなくなっています。これは、生産上の不都合ではなく、これさえ食べれば痩せられるという情報が流れたからです。スーパーは、「お詫び」という営業広告を出しています。
さらに肉コーナーには、若い主婦が集まっています。鶏レバーを争ってかごの中に入れています。これも誰かが入れ知恵をしたようです。
鳥インフルエンザがまたぞろ取りざたされていますので、これで少しは売上げ減をカバーできそうです。
牡蠣(かき)業者も、「牡蠣を毎日食べたら痩せられる」という情報があれば、頭を抱えることもなかったかもしれません(国は、最後にはノロと牡蠣の因果関係は不明といっていますが)。
「命より健康が大事」という、昔からの冗談がありますが、「健康よりダイエット」は、現代人の動向のようです。
これをうまく使えば売上げ増はまちがいないようです。
ここで緊急ニュースです。今日(1月21日)は、朝から「『納豆ダイエット』が捏造(ねつぞう)だった」というニュースが流れています。
納豆は関西ではなじみが少ないですが(私の親の世代は、あれは人間の食べものではないと思っています)、関東では、昔から疲れたときに食べると元気が出るといわれていたようです。
とにかく、今晩スーパーへ行って、どのくらい「捏造効果」(!)があるか見てきましょう。
ようするに、今までどおり食べて、痩せられるのなら、薬でも、野菜や魚などの食品でも、何でもいいということなんでしょう。
自分の代謝率以上に食べるから、老いも若きも下半身に脂肪が保存しているのです。
情報番組でも、結局は「いろいろなものを適度に食べる」ということをいっているのでしょうが、現代人は、自分でコントロールできないので右往左往するのです。
絶食療法しても、一時的に痩せても、またもどります。
糖尿食、腎臓食にも関わっていますが、病気と戦っている人はたいへんです。
健康ビジネスをやりたいのなら、「食べすぎを予防するシステム」を考えませんか。
要領は、好きな料理を食べたらいいのですが、そのとき、その料理のカロリーなどがわかっている場合は数字を入れる。わからない場合は、その料理をランクづけ(種類とか量など)して入れる。
夕食時に、後どのくらいのものが食べられるかがわかる。そして、カロリーなどがリミットを越すと警告音がなるというシステムです。
もう自分で制限できなくなっているのですから、他人(物)から教えてもらったら言うことを聞くような気がするのです。
アイデアは、まだまだありますから、興味がある方はどうぞ。