人生サービス

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復活ノート

「人生サービス」
私は69才の年金生活者ですが、60才の時に特別支給の老齢厚生年金の支給が始まり助かりました。
それを満額の支給年齢の65才まで引き延ばすと支給額が増えることは分かっていたのですが、すぐにでもほしかったわけです。
ところが私より年金額が多い女房が老齢厚生年金の受給を65才まで引き延ばそうとすると、国の出先機関の担当者は60才で受け取るように薦めたそうです。国は、昔と違って総額が増えないようにしているようです。
それでも、私の年代を羨ましいと思う若い人もいるでしょうね。私の世代も、60才で満額の年金が支給された年代を羨ましく思ったものです。
それどころか、今は68才からの年金支給とか70才まで定年延長とかの話が出ては消えしていますから、若い人は将来のことが不安でしょう。
今、平均年齢は男でも80歳を超えていますが、健康年令、時に仕事ができる実務年齢となると、70才は辛いと思います。
テレビで、それについてインタビューをしていましたが、経験を活かせてもらえるという意見がある一方、ITなどについていけるのかとか若い人の就職チャンスが減るというような意見もありました。
国は自分のことしか考えていませんから(?)私たちも自分だけを考えましょう。70才までは給料が出るのですからそのまま務めるもよし、しばらく休憩するもよしですが、体力や知能が衰えていないので冒険をしようと考えている人もいるでしょう。そういう人でも、生活のことが気になったり、具体的なことが思い浮かばなかったりするのが普通です。
そこで新しいサービスです。65才以上の人の人生コンサルタントサービスです。
もちろん就職希望者の経験・才能や人間性を把握することが最重要です。ただ本人から話を聞くだけでなく、協力企業でしばらく働いてもらい。実践能力を見ます。
私の経験では口ほどでない人も大勢いました。本人は嘘をつく気持ちはなくとも、客観的には自分を判断できないのでしょう。
最近売り手市場の波に乗って就職雑誌に活気が出てきました。テレビCMなどを見ていますと、バイトならいざ知らず、正社員でもすぐに新しい企業が見つかるようなことを言っていますが、企業、就職希望者も、ただ人がほしい、給料がほしいだけでは、お互いまた同じことの繰り返しです。
65才以上には時間がそうありません。サービス会社、本人、企業が真剣にならなければどこも後悔してしまいます。その中心になるのがサービス会社です。
売り手市場であっても、買い手市場であっても、その人の経験と知識を社会的な力となるようにするサービスを作りましょう。