
別宅サービス
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復活ノート
「別宅サービス」
コロナもようやく終息に向かいつつあると言われていますが、世間はまだ疑心暗鬼です。
そのうえ、マスクの判断は個人に任せられていますが、これも、世間体もあってか、外国のように誰もしていないというようにはなかなかならないようです(花粉症もあります)。
振り返ると、大勢の人がコロナで苦しみながら亡くなり(今も後遺症で苦しんでいる人も多いようです)、多くの家族が不本意な別れをしたことでしょう。
12年前の東日本大震災でも、多くの悲しみが生まれ、それも終っていないようです。
当日、自分の中学生の息子に、「津波なんて来ないから、家にいたらいいよ」
と言った母親は、その自分の一言を一生悔やみつづけなければなりません。
妻が今だ行方不明の夫は、50才で潜水士の免許を取り、すでに500回海に潜ったといいます。
そういうニュースを見ると、他人事とはいえ、たまらなくなります。
そこまでの不幸でなくとも、誰でも人との死別を経験してきましたから、その心情が分かるのです。
しかし、残った者は生きていかなければなりません。そこで、生きていく辛さを軽減するために、家をなくした場合に、まず家を提供するサービスを提案したことがあります。
以前より空き家問題が取りざたされていますが、天変地異で家をなくした人に使ってもらうわけです。
「お互い様」の精神で、今度は自分がそういうことになった場合には、誰かの家を使わせてもらうわけです。
そのように、人生には人との別れだけでなく、人間関係、仕事、病気、老いなどがつきまといます。
それらをどう解決するか、あるいは、振り落とせないのならどう取り込むかなどを考えながら生きていかなければなりません。
日常生活を送りながら考えることもできますし、あるいは、しばらく環境を変えて考えてみたいという人もいるでしょう。
数か月とかの間、別の場所で暮らしてみて、そこの風景や人から刺激を受けることも、新しい考えのために役に立つかもしれません。
また、生きる気力をなくしている人にとって、新しい人生を見つけられるかもしれません。
本人にとっても、その家の持ち主にとっても、また、家にとっても、役に立つサービスです(家賃などはサービスの中で考えてください)。
社会資源を活用する「別宅サービス」をはじめませんか。