後に続け

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復活ノート

「後に続け」
以前、「最近は、『無くて七癖』ではなくて、『無くて七サプリ』の時代だ」とムーズしたことがあります。
食品メーカーや化粧品ケーカーだけでなく、アルコールメーカーでも、「健康の旗印」の下、「痩せます」、「病気が治ります」と、毎日のように責めたてます、「明日のチラシで」、「今なら1000円で」と叫びながら。
サプリブームが始まる前には、デザイナ―の芦田淳や高倉健などが、ビタミン剤をおかずのように食べているというぐらいでしたが(「今でしょ!」の予備校講師も、毎朝50錠を口に運ぶようです)、最近は、「一億総サプリ依存症」のようなことになっています。
私も、40代のときは、十種類ぐらいは取っていました「DHAはいいらしいが、EPAも捨てがたい。えーい、めんどくさい。両方飲もう」となって、増えていくのです)。
その後、私の経済力を落ちていったり、疑念がわいたりして(サプリは、食べ物とちがって、肝臓の負担が大きいそうです)、自分なりに絞り、相当減らしました。
今の状況を話しても、すぐに変わるかもしれませんが、「副サプリ」(と命名していますが)の青汁や玉ねぎ茶もやめて、セサミンとルテイン、そして、「八味地黄丸」という漢方薬だけです(漢方薬でも目薬でも、医者に処方してもらってください。通販なんかで買うと、たいへんな額になってしまいますから)。
さて、私たちも参戦しましょうか。ただ、サプリといえども、製造するのは無理でしょう。
「この草を食べたら、胃や肝臓がよくなる」などの「言い伝え」も、探しつくされている感があります(中国は4000年の歴史があるのですから)。
しかし、穴があります。体を動かすことです。美木良介の「ロングブレス」や、以前のデューク更家の「ウォーキング」、アメリカ人の「ビリーズブートキャンプ」などは、実践からから生まれたビジネスで、費用もかからず、科学的根拠も後からついてきます。
私も、少しやっていますよ。ロングブレスを少々と、最近、「世界一受けたい授業」でやっていた「下腹を2回突出してから、へこまして、そのまま上にあげる」というやつ(これで、痩せたらサプリ代が大儲けです。ただ、「息を吐きだすだけで痩せたら、ノーベル賞だよね」と美木亮介指導で痩せたはずの森公美子が言ったのが気になりますが)。
健康バラエティ番組には、「小顔になる」、「O脚が治る」、「内臓が元気になる」など、素人やプロが考えた運動が続々と出てきています。
まだまだチャンスがありますよ。人間の体に柔軟性があるからこそ、これだけ医学が発達しても、こんな簡単な方法がわからなかったのかと驚きますが、あなたも、自分の頭の柔軟性を信じて、運動嫌いでも簡単にやせられる体操を考えてください。
まるっきり新しいものが出てこなくても、今までにあるものをちょっと使わせてもらってでも、自分が痩せればOKです。
そして、次のものが出るまで、稼ぎに稼ぐのです。人気がなくなっても、左うちわの余生が送れます。