セカンドハウスサービス

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復活ノート

「セカンドハウスサービス」
石川県で大きな地震がありました。去年の1月に家内と金沢に旅行しましたが、旅館のテレビで、「能登半島での断水がまだ続いている」というニュースが流れていました。それを見ている時、一度ぐらっと余震がありました。
そして、1年後の今年1月、震度7とか6とかの地震があったわけです。
今日現在(1月19日)も、まだ孤立地域が残っているだけでなく、電気、水道が止まったままという地区がかなりあるようです。
ニュースによると、去年の地震の教訓からすばやく非難する訓練をして、全員助かった地区もあるようですから、そういうことを主導しなかった自治体に責任があると言えるかもしれません。
これもニュースの受け売りですが、私の住んでいる大阪府で、もし南海地震が起きたら、20万人以上が避難する予想があるのに、備蓄は2,3日分しかなく、トイレもほとんどないような状態らしいです(今すぐ万博を中止して、その費用を避難の準備に回せという主張は当然のことです)。
今年29年目になる神戸淡路大震災(三宮に神戸営業所があって、私も被害を受けましたが)や東日本大震災を見聞きして、この復活ノートでも、人命を救うビジネスを提案しました。
家の中に、一部屋だけでも、頑丈で、しかも、家が倒壊しても、その部屋だけまっすぐなままである部屋を作ることはできないか、かなり夢物語のようなことを提案しました(そこかの会社が、津波でも、海に沈まない家を考えているという話を聞いたことがあります)。
また、誰かと、お互いが地震や津波で被害を受けても、家を貸す契約をできないかと提案したこともあります。
能登半島の地震のニュースで、行政から避難を勧められても、「知らない場所には行きたくなので、いくら不便でもここにいる」と避難を断る人が多いと聞きました。
確かにそうでしょう。私のような後期高齢者は、特に地域と結びついて生活をしてきた場合は、今さらと言う思いがあるからです。
しかし、家は倒壊して今後住めないとなれば、どうすればいいのか考えてみました。
自分の田舎で、山などの高台にアパートを建てます。その部屋を買ってもらうわけです。
買った人は、日頃から、災害時に必要なものを備蓄するのです。もちろん、そこに避難する道なども作ります。
自分の家が完全に倒壊しても、故郷は出ていかなくてすみます。これなら、高齢者だけでなく、若い人も次の人生を時間をかけて考えることができます。
これは日本に必要なサービスです。誰か挑戦しません。