
言語作り
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復活ノート
「言語作り」
以前はYoutubeをまったく見ていませんでしたが、環境が変わったので見る機会が増えました。
別に必ず見るジャンルなどはないのですが、外国人が日本で日本食を食べたり、観光地に行ったりするのをよく見ますが(最近は飽きてきました)、インタビューを受けて英語圏ではない人が普通に英語を話しているの見るとうらやましくなります。
イギリス以外のヨーロッパ圏の人は英語だけでなく何か国語も話す人がいるのには驚きです。
ヨーロッパでは国を越えて人が行き来しているからだとは思いますが、10年近く英語を勉強してきても、ろくに話せない日本人としては、「なんで、こうなるの」ですね(あまり言いたくないですけど私は英文学部卒ですが)。
さて、英語でなくても、言葉が通じ合うほうが簡単に意思疎通できるのはまちがいありませんが、だからと言って、必ず仲よくできるというわけではありません。
ロシアとウクライナは兄弟国で、言葉もかなり似ているそうです。イスラエルにはアラブ人も住んでいて、ユダヤ人が話すヘブライ語、アラブ人が話すアラビア語とも、イスラエルの公用語となっているそうです。
どちらの戦争も言葉が通じなくて誤解から起きた戦争ではなさそうです。
言葉が通じても、相手国を攻撃してそこの国民をいくら死のうとも、相手が降伏するまで戦争をやめないわけです。
私は、学生時代、「人間はアフリカに生まれた後、長い時間をかけて地球上のどこにでも住むようになったわけだが、その時、言葉を後生大事に持っていかなかったので、これだけ多くの言葉が生まれたのだ。すると、人間にとって言葉はそう大事なものではないのかもしれない」と、英語がしゃべれない言いわけをしたものです。
今、AIなど言葉も機械に取られそうな時代ですが、言葉に焦点を当てたいと思いました。
有名なエスペラント語が広がらなかったのは、それぞれの言葉にはそれぞれの文化があるからだという指摘がありますが、それも頭に入れて、SNSなどを使って世界中の人が一つの言語を作るのです。つまり、世界中の人が作るということが文化になるのです。
みんなが同じ文化を持てば(もちろん自分の国の文化もあります)、相手の国民を殺すことはしなくなるはずです。
もちろん、長い時間がかかりますが、いや、かかるからこそ、その間に相手を理解する深さが出てくると思います。
誰が世界平和のためにがんばりませんか。世界中から寄付も集まります。