サードオピニオンサービス
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復活ノート
「サードオピニオンサービス」
先日、自殺の8割が病気が原因だとマスコミに出ていました。
やはりと思いました。確かに年金だけでは食べていけない下層老人という言葉がマスコミに出ていますが、「世間に迷惑をかけたくない」と自殺する老人はいるものの、日本の場合は、「生活保護」というセイフティーネットがありますからそう簡単に自殺をするだろうかと思っていました。
ほとんどの老人が病気になります。しかも、病気というものは誰も代わってくれませんから心細くなるのです。
おのずから病院や医師に頼ってしまいます。私の義父も脳梗塞を起こしてからそれまで担当していた医者に依存することが増えました。
他の病院に転勤になれば、そこに行くし、盆暮れも世間以上の贈りものをしていました。
病気になれば高くつくなあと笑っていましたが、小脳梗塞や不整脈、また緑内障の恐れありなどと言われだす年になると、こころは穏やかではなくなります。
ただ、すべて「小康状態」ですから、すぐにどうにかなるということではないのですが、生活においては節制しなければならないでしょうが。
早く病気を治したいというのは誰もが思うことですが、冷静さを失うと身の破滅です。
悪意のある医者(頭には金のことがあるでしょう)や祈祷師などに引っかかるのです。
また、セカンドオピニオンと言うことが言われます。いわゆる主治医だけでなく他の医者に意見を聞くとこですが、それを勧める医者も気を悪くする医者もいて、なかなか気が進まないもののようです。
そして、私は、サードオピニオンを提唱したいと思います。
それは医者ではなく、同じ病気(他の病気でもかまいませんが)の人の話を聞くのです。
どの人も病気だけでなく、病院や医者とのかかわりで多くのことを学んでいます。
私の場合は、眼圧(緑内障の原因)の治療ですね。ほとんどの眼科ではまず眼圧を、空気を吹きかける機械で眼圧を図りますね。しかし、あれでは正しい眼圧は測れないという医者もいます。
体質にもよるそうですが、私の場合は特にそうで、眼圧は40を越していてすぐに大学病院に行くべきだとあちこちの医者に言われました。
ネットで調べて大阪の北浜の病院に行きましたところ(そこで空気を吹きかける機械は正確でないと言われたのですが)、別の機会で図ると20ぐらいでした。
それから、眼圧を下げる目薬をそれぞれ3か月ごとに試して今の目薬にまりました(今は正常になりました)。
どこかで慌てふためくと取り返しのできないことになっていたかもしれません。
長寿と病気はコインの裏表と考えて老後を送りたいものです。そのためのサードオピニオンサービスをはじめましょう。