「わかった音頭」(1)

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「わかった音頭」(1)
暗い世の中じゃこざんせんか。右から来たものを左へ受けながすこともできやしません。
古いギャグとお思いでしょうが、古いギャグこそ新しいギャグを待つ心を育てるものでございます。
何も見えない、何も見えないとあわてている間に、企業は安い工賃を求めていなくなり、荒れはてた土地には無職青年が溢れているばかりじゃありませんか。そして、誰も、としよりのことなど考えることをしなくなりやした。
役人は、夜陰に乗じて税金を自分の懐に掻きあつめて知らぬ顔の半兵衛。
聞こえてくるのは船と船がぶつかる音と大統領を迎える歓声だけじゃありやせんか。
こんなことでは、生まれた土地はますます荒れはてていきます。
少しでも「わかったこと」を頼りに動こうじゃござんせんか。
その思いで一念発起。闇夜を照らす一助となることを願いつつ、三日三晩、夜も寝ずに昼寝して、できましたのが「わかった音頭」。さあさ、ご陽気に。

(1)最近まゆげがどんどん伸びる
こりゃ村山富市抜きそうだ
ドーノコーノ言っても還暦過ぎた(アキラメヨ、アキラメヨ)
目医者に聞いたら わかった、わかった
眼圧下げる目薬の後遺症
それなら もっと伸ばして「つけま」で商売
年は取っても商人魂(あきんどだましい)
渋谷のギャルがドッと来る
わかった わかった
わかったところで 次行こか 次行こか(ソーショ ソーショ)

(2)ちょい悪おやじの異人さん
若い女と浮名を流す
ボーノボーノとおっぱいグリグリ(イタリアーノ イタリアーノ)
芸能レポーターに聞いたら わかった わかった
「妻と別れる」が決めぜりふ
   洋の東西攻め方一つ 捨身の覚悟で大願成就
   チラチラ見えます地獄の炎
世間に見つかりホッとする
わかった わかった
わかったところで次行こか 次行こか(ソーショ ソーショ)

好評につき(ぼくの)、次回も続けます。
ご注意申しあげておきますが、今後歌詞に何十人と出てくる人物は、すべて私が創作した架空の人物であります。
実在の人物が、これは自分のことではないか、名誉を傷つけられたと不快の念をもたれても、「該船、止まれ」などとお怒りにならずに、自分が公共の役に立つのだと広い心で受けとめてください。だって、裁判に負けてもお金ないも~ん。

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