仕掛け

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「仕掛け」
ムーズの神は、何かゆわんと口がムズムズする人間に奉られている。
「どうか、このムズムズを直してください」とゆうわけや。信者は、「いちびり」のDNAが多いとゆわれている。
「『いちびり』の頭(こうべ)に、いや、口に、ムーズの神宿る」ちゅうわけや。
ぼくも、信者の一人やから、毎日、供物(くもつ)を考えている。せやけど、今までなかったようなことが、なんぼでも起こるから、供物に困ることはない。
今回は、他の信者も取り上げているやろけど、「ガソリン問題」を取りあげて、ムーズの神のご機嫌を伺いたい。
そりゃ買いびかえするわな。大きい車やったら、満タンで1万円ぐらいするもんな。
税金は、国民の足元を見るもんや。ガソリンだけでなく、車そのものや、酒、ビール、焼酎と、国民が、これがないと生きていかれんと思うもんに目をつける。
昔のロシアのピュートル大帝は、税金を考える名人やったそうな。
ひげ税とか帽子税とか、ありとあらゆるもんに税金をかけた。最後には宗教や思想まで税金をかけた。これは、おもろいやろな。人見たら、税金取れるんやもん(最近、日本では、「独身税」はどうやゆう話が出てきているらしいけど、老人施設は、ほとんど対象者ばっかりや)。
それはともかく、地方も、国から金をもらわんと、道路の建設も修理もでけんゆうのはおかしいやないか。
地方交付税との兼ねあいもあるやろけど、国の経営がしんどいのやったら、地方に任すしかないやろ。
ドイツは、日本より、ガソリン代が高いそうやけど、年金に使われているようや。
日本は、それを、道路に使うているだけとゆわれそうやけど、日本の場合は、卑しい政治家や役人が群がるからな(「地球温暖化が進んでいるときに、ガソリンを安くしたら、世界から笑われる」ゆう、道路族=賊の話には笑うた)。
井上ひさしの「吉里吉里人」のように、どこかの県が、「ひもつきの金はいらん」と独立を宣言したらどうなるやろ(大量の石油やレアメタルを見つけんとあかんやろけど、チベットみたいに攻めこまれるか、「助かった。ほな、さいなら」と認められるか)。
日本にいるかぎり、人口が減って、税金が少なくなるのなら、地方から提案することもあるやろ。
以前、義妹に5000万円取られた叔母のことをゆうたやろ。
それは、「あんたのこと、親戚がこんなことゆうているで」と囁く、義妹の「女の手口」に負けたからや。
もう一人の叔母(被害にあった叔母の実の妹)と喧嘩ばっかりしている。被害にあった叔母は、なんでも昔から神や仏に頼むところがあった(この性向を持っている人間は、特にだまされやすい。新興宗教に、「尻の毛」まで抜かれるのはよう聞くところや)。
最近も、被害にあった叔母が、細木数子がこんなことゆうていたとしゃべると、京都に住んでいる、もう一人の叔母は、「あんなん、京都の墓石屋の手先や。京都の人間は誰でも知っている」と答える。それで、また喧嘩や。
この前、被害にあった叔母と話をしていたとき、「あの世は、ほんまにあると思うか」と聞いてきた。
ぼくは、「あるようでないような、ないようであるような気がするけどな。どっちかゆうたら、死んだらおしまいとは思うけど、「ある」と思う方が楽しいとのちがうか。ぼくも、おばあちゃん(両叔母の母親)に会いたいもん」と答えておいた。
ぼくは、以前から、この世は(国でも個人の人生でも)、仕掛けがないとやっていかれへんと思うている。
もちろん、仕掛けの底には価値観がある。タバコの自動販売機が、「青少年を守るために」、カードがないと買われへんようになった。それやったら、自動販売機をやめて、人が確認したらええやないかと思うけど、自動販売機はなくしたくない(スモーカーが、ポイ捨てをしなかったら、世界中から嫌われることはなかったはずや。病気になるのは自己責任やからな。「タバコは健康に悪いで。国の医療費が高うついてしゃあない。せやけど、スモーカーはきれい好きやから、吸う権利を認めてやろう」となったかもわからん。禁煙は、「世界規模の自業自得」や。またムーズが降りてきた。これはいつかしゃべろうっと)。
ジャイアンツも、あちこちの4番とエースを取ってくるのが仕掛けの骨組みにあるようやけど、中途半端にしかうまくいってへん。
その点、カープは・・・ぼくは、タイガースのファンやけど、カープのファンになりたいねん。これも、ムーズの神に捧げよう。
叔母につけくわえとこ。「おばちゃん、仕掛けは絶対いるけど、あんまり頑丈にしすぎて、自分が出たいときに出られへんのはあかんで」
これは、自分にも言いきかせとかんとな。

 -