お友だちになりたいわ~
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「お友だちになりたいわ~」
前回、10万年間時刻合わせどころか電池の交換もせんでもええソーラー電波時計がおかしくなったとゆうた。
「取説」を見ると、最近雨が続いたので日照時間が不足したんやな。「そんなときは外に出しておいてください」と書いてあるで(まるでひよわな花やないか)。
時間合わせも電波に頼っているし、時計界のお坊ちゃまや(値段はびっくりするぐらい安いから、「ビンボー人のお坊ちゃま」とゆうわけやな)。
こんなやつは妙に正義感もあるから、時計でよかったけど、友だちやったら、あんまりつきあいたくないなあ(どこかの総理大臣やたったら、その母親から、小遣いもらえるやろから我慢できるけど)。
「持つべきものは友だち」とゆうやろ。友だちは頼りになるゆうことやろけど、「身内に医者か弁護士がいれば安心や」ともゆう。
せやけど、ぼくの知っている女医は、皮膚科やけど、自分の子供の体に湿疹ができたとき、師匠に聞かんとわからへんとあわてていた。弁護士も、身内やったら感情的になって、冷静に交渉でけへんかもわからん。
「敵にしたら手強いが、味方にしたらこれほど頼んないもんはおらん」ゆうやつやな。
ところで、今を盛りに咲いている桜のお陰で、全国のお寺や神社には人が詰めかけているようやが、花でしか人を呼べんゆうのは情けないような気がする。
お釈迦さんは、死んだ後のことなんか何にもゆうてへんのに、地獄、極楽のことばかりゆうている(この前、大阪で捕まった占い師のおっさんは、「今、神さんが、1000万円出したら、ええことゆうてやるとゆうているで」と金を巻きあげていたらしいな。もっとも、捕まった理由は、生活保護の不正受給らしいけど)。
みんな、桜の下で、サノヨイヨイとやっているのに、こんなことをゆうのはちょっと白けるやろけど、寺は、花見をする気がない人が来るところやないかとゆいたいだけや。
年間3万人も自殺しているとゆうことやけど、「もつべき」友だちがいてたら、そんなことをする人は、ぐっと少なくなると思う。
「近所の人に挨拶をするのは、いざとゆうときに助けてもらうためやで」とゆわれたことがあるけど、打算的でもそうしたほうがええ(それも生きる知恵や)。
独特の存在感がある園佳代子には、「お友だちになりたいわ~」ゆうのがある。
これは、大邸宅や別荘などを持っている人にゆう言葉やろけど、それを芝居で使うて流行ったのかどうかは忘れたけど、友だちがでけんもんは、「お友だちになりたいわ~」となかんかゆえんし、友だちができてももてあます性格なんや(自分でゆうているからまちがいない)。
園佳代子は、アクの強い役させたら天下一品やけど、私生活はどこか淋しそうや(坂本スミ子も似ている。由紀さおりも、「何をおっしゃっているの、アハハ」などと人に合わすけど、人を受けいれない雰囲気があると思わけんか)。
まあ、うまく人間関係を結ばれへん人間は、それで損をしてきているのはわかっているけど、どうしようもない。
なにか相談してきたら、よろしく頼むわ。こっちがソーラー電波時計やったか。