股のぞき

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「股のぞき」
涼しくなって生きかえったようや。何ヶ月も温泉につかっていたようやった。クーラーがないと夏が越せんけど、人間の体は、それでは一時しのぎでしかないようやな。
とにかく、秋の観光シーズンとゆうことで、新聞には旅行の募集がいっぱいや。
ええ気候になったから、また温泉でも行くか(今度はほんまの)。円高で外国がお得やけど、ぼくは、温泉、雪景色、カニ鍋とゆきたい(安い旅行は冷凍もんを使うているで)。
そしたら日本海か。ところで、日本海にある天の橋立は、「日本三景」の一つでそれだけでもきれいやのに、「股のぞき」をしたら、1万本近い松の木がある砂州が天にかかる橋のように見えるんやと(ぼくは、子供のときから何十回とやったけど、いつも頭がくらくらしただけやけど)。
こんな人生いややと思うても、そうそう変わらんから、「股のぞき」して見慣れた風景のどこかに出口がないかと探すのも一興や。
最近、また「血の海にするぞ」とか「えらいことになっても、おまえらのせいや」と、
「小国日本」に唾がかかるほど近くでどなるもんがいる。
外務省の役人が、「堂々としといたらええのや」とゆうていたけど、そうできんかったみたいやな(やっぱり小沢センセのほうがよかったやろてか)。
ここで、「股のぞきや」。ぎゃー、ぎゃーゆうのは何かあるのやろな。船長は国から頼まれたようやから、何かばれる前に取りもどさんとあかんかったとか(ケータイを見られたもんが逆ギレするようなことか)。
まあ、国やゆうても、「やくざか」、「謝罪と損害賠償や」などと、境界にある栗の木でもめる近所のおっさんのようや。
もっと、「股のぞき」したろ。あんた、痩せとうてたまりまへんのか。ふむ、ふむ、何しても効果がない。それで、食べたもんも記録するダイエットに挑戦したが、めんどくさくなって、毎日、カレーを食べることにしたが、カロリー過多で、前より太ったてか。
わかった。それなら、食べたいもんを書き、そして、食べたような気なるのや。黒毛和牛の焼肉、神戸牛ステーキ、天然もんのうな重、どんどん食べたらええがな。実際はお茶漬けとつけもんにしといたら、安うつくし、10キロぐらいすぐ痩せられるわ。
他も見たろ。宗教か。人間ゆうても、その素性はバクテリアやから、ミミズやナメクジといっしょや。何かのかげんで知恵がついたから、生きる意味を考えんと生きられへんようになっただけや(サメやマグロが動いとかんと死ぬようなもんや)。
その仕掛けが宗教やないの。そして、仕掛けは妄想の集まりやけど、尋常な人間では思いつかんで。
ほんまに人間を考えた仕掛けかどうかは、教祖様を見たらすぐわかる。宗教で金儲けをしたり、いやらしいことをするのは、尋常な人間がするこっちゃ。
お釈迦さんも、キリストも、ムハンマドも、中山みき(天理教)も、出口なお(大本教)も、そんなことはこれっぽっちも考えてない。
ただし、今やったらみんな精神科で治療を受けるようにゆわれるやろ。
そりゃ、そうやろ。神様が出てきて、ああゆうた、こうゆうたと、ものすごい妄想をしゃべるんやで(しかも、自分の財産は、すべてビンボー人にやる)。
今の時代に合った宗教がいるんやけど(昔の時代に合った宗教を、今の時代に合うように無理に解釈するからへんなことになる)、そんなやついるか(守銭奴やスケベーやなくて、しかも、妄想の天才が)。
最後に自分を「股のぞき」しとこ。わあ、真っ暗や。何にも見えへん。おーい、おーい、だあれもいてへん。自分から逃げとるな。
自分がしていることに本人も気がつくやろ。そこまであほやないやろから。

 -