新生活ビジネス

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復活ノート

「新生活ビジネス」
コロナが一息ついたということで、以前の日常生活に戻ってもいいというお墨付きが出ました。
ニュースを見ると、観光地には少し人が出ているようですが、人の心は、まだまだおそるおそるという気持が残っています(実際、東京の感染者数は高止まりです。毎日何千人という、南北アメリカの国と比べたら少ないですが)。
その観光地も、大挙押し寄せる中国人などは映っていませんから、インバウンドバブルは当分期待できません。
感染者が10人未満の、私がいる地方都市でも、公共施設、学校、コンビニなどでも、除菌スプレー、飛沫感染シートが備えつけられています。もちろん、スタッフ、客ともマスクをしています。
先日コンビニに行こうと思ったのですが、事務所にマスクがないので(スタッフが乗っていった車にマスクを忘れました)、結局気兼ねして行きませんでした。
これが新生活のマナーでしょう。今後の生活の指針のようなものがあちこちから発表されていますが、新型コロナはどんなものか分かれば、普通の社会人には常識があります。
夏のマスクが大流行しているのはその証拠です。真夏のマスクは命にかかわると言われていますが、社会人のマナーとしてマスクをしようと決めています。
マスクの需要を踏まえ、ユニクロ、ミズノ、無印良品,青山などの有名メーカーがどんどん進出しています(本業の売上げが見込めないからでしょうが)。
これからも、差別化したマスクなら、大企業と充分太刀打ちすることができます。
しかし、新生活を送るための別のビジネスも考えることもできます。
たとえば、コロナが収束しても、サラリーマンや商売人などにとって、収入が元に戻るのは、相当時間がかかります。
この状態に耐えるのにはかなりの精神力がいるでしょう。国の補助が見込めるのならいいでしょうが、国を引っ張っていく政府の体たらくで、それができるのでしょうか。それなら、それをサービスとして考えられませんか。
そこには、無数の視点が必要です。経済的なことや法律的なこともありますが、精神的なことも忘れてはいけません。たとえば、自分の生活を変えたくないという人がいます。そういう人は、社会の変化、人間関係の変化でストレスを感じるのです(テレワークなどで心の変調をきたしている人が増えているそうです)。
とにかく、マスクやソーシャルディスタンスだけが新生活ではありません。
そこに目をつけたら、今の状況にあったビジネスに挑戦したくなるでしょう。
そして、成功すれば、今度どんなことが起きても、それに負けないという自信が身につきます。