シナリオビジネス

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復活ノート

「シナリオビジネス」
今後、私たちの生活には、今以上に映像があふれてくるのは疑いありません。
テレビ、映画、ゲーム機器などは、それぞれの特性を生かしたものが、どんどん作られるでしょう。やがて、現実のことより、映像のなかのことを信じる人々が増えるかもしれません。
そのように、ハードの種類と質は飛躍的に進歩するでしょうが、そうなると、ソフトは、常に供給不足になります。
その現象は、もう起きていて、ハリウッドの映画会社は、日本の映画のなかで、商売になりそうな映画を探しているのは有名です。黒澤明や小津安二郎のリメークの次ということでしょう。
ロシアのある作家は、(小説を書くために)「喉から手を出るぐらいアネクドート(逸話)がほしい」と言っています。
これを提供するビジネスはいかがですか。
映画、テレビドラマ、ゲームなどのシナリオを提供するのです。小説などのように、一人の作家のインスピーレーションでは間に合わないのです。
しかも、現実世界は、一人の作家が見聞きする何倍もの早さと広さで広がっています。
つまり、人の生き方が、作家の創造力に追いつかないのです。将来は、宇宙で暮らす人の生活を描いたドラマも作られることでしょう。
そこまで行かなくても、最近の新聞によりますと、日本の金持ちは、節税のために、「永遠の旅人」となって、世界を渡りあるいているそうです。めがねチェーンの社長、サラ金の経営者など、誰でも知っている人もいるもいるようです。
ある金持ちが言っていましたが、100億あれば、150億にしたいと思うのが、金持ちの習性らしいです。
そこで、金持ちが、世界のどこかで、金では買えないものを見つけるというシナリオは、どうですか。われら負け犬のカタルシスにはもってこいのドラマが作れます。
愛、冒険、病気などにジャンルを分けて、ストックするのです。
顧客は、いくらでもあります。私といっしょに始めませんか。