生活のリズムという見方

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復活ノート

「生活のリズムという見方」
昨日(8月17日)は、テレビで見るような経験をしました。
夕方大阪南部の家から、今活動している場所に戻ろうと、新今宮からJRに乗ったのですが、福知山線の宝塚駅で不通になってしまいました(乗ったときは、到着地まで行けるように放送していたのに)。
それで、振替輸送ということで、宝塚から阪急宝塚から西宮北口、乗りかえて三宮、そして、北神急行(神戸の地下鉄)で谷上、そして、神鉄で三田までたどりつきました。
駅で怒鳴っている客が一人いましたが(多分、三田からは普通になったのが気にくわなかったのか)、ほとんどの客は、黙々と振替のルートに従っていました。
台風が終わってまだ間がないのに、また大雨かと思っても、転変地異のことなので、怒りをぶつける先がありません。
「統計を取り始めて以来の・・・」ということが続いていますので、洪水や土砂崩れを予防できなかったのかとクレームをつけるマスコミも少ないようです。
今は、「自分の命を守るようにしてください」という言葉しかないようです。
人間は、生活において保守的です。自分が決めたようにならないと落ちつきません。
ただ、人によって、多少の幅はあるので、駅で怒鳴るような人は、保守的な傾向が強いと言えるかもしれません。
そして、道路や鉄道、空路のように、多くの人のリズムを同時に狂わせる場合から、個人の身に降りかかる障害のように、1人リズムが狂うこともあります。
こうして、ああして、つまり、ここを進んで、右に曲がってと決めていても、何らかの事情で、変更せざるをえないのが人生です。
そうであるなら、リズムを狂ったときに、どう自分のリズムを取りもどすか、あるいは、新しいリズムを自分のリズムにするかが生きるということです。
それを手助けするビジネスは今も数多くあります。トイレや水道、パソコンを緊急に修理するビジネスがありますが、あれもリズムを戻すビジネスです(本人が希望することができなくなった、つまり、リズムが狂ったのです)。
どんなビジネスでも、特に人気が高い商売、スマホキャリア、回転ずし、衣服などのビジネスを、生活のリズムという点から見たらどうでしょう。
消費者の生活のリズムをサポートする、あるいは、リズムを作る、リズムを取りもどさせると三つに分けられると思うですが、どれかで支持されたら、成功するのです。
同じビジネスでも、成功、失敗に分かれるのは、そこに原因があるかもしれません。
これから起業する人でも、停滞している人でも、いよいよ観念すべきかと考えている人でも、そこから見ませんか。
特に自信をなくしている経営者は最後の努力をしてください。私のように事業を止めたことが正しかったのかどうかいつまでも悩まないように。