迷うことこそ楽しけれ

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復活ノート

「迷うことこそ楽しけれ」
新年を迎えましたが、いかがお過ごしですか。
特別なスポーツ中継などで試合が終わらず、「スポンサーのご厚意で中継をそのままお送りします」などとテレビ局が言うことがあります(今は不景気で中継が突然終わってクレームが来ることがあるようですが)。
私たちの人生も、だらだらと年を重ねていても、誰かの好意でそのまま続くものです。
ただ、そう思っていても、自分や自分のまわりでいろいろなことが起きるのも人生です。
そういうの時は少しでも賢い選択をするのが後悔しない人生になるのは誰もが思うところです。
私は、復活コンサルタントとして、一度事業に失敗した人にアドバイスをすることを使命としていますので、以前も書きましたが、賢い選択をするための下準備について書きたいと思います。
とにかく、どんなことでも、ましてや、もう一度事業をする計画などは念には念を入れて考えてください。
今日いい考えが浮かばなかったら、考えることをやめて、おいしい酒を飲んで一日を終えましょう。その時に、「今日はよく考えたぞ」ぐらいは自分をほめましょう。
そして、翌日にまた考えるのですが、昨日考えたことが財産として頭に残っています。
つまり、「昨日はろくでもない日だった」と後悔するのではなく、「昨日の財産を使って、今日いい日にしよう」と考えるのです。
それと、一度忘れることも大事です。何かを忘れることも人生に必要な技術です。もちろん、頭の奥ではアイデアの芽が育っています。
そのようにして日々を過ごしていけば、復活は実現するはずです。
もちろん、失敗した原因は究明しておかなければならないのは当然ですが、それと同時に、今の社会の動きから目を離してはいけませんし、その中で生きる人々の不満や不平、希望なども知ることです。
こんな商売ができたのかと驚くことがありますが、その創業者はそうやって始めたのです。
ただ、自分のアイデアに酔って、途中、壁や落とし穴に気づかない人もいます(後からきた人に負けるのはそれが原因です)。
とりあえず、社名を考えましょう。「名は体を表す」と言います。何をしているのか。しかも、商品やサービスに対する心意気さえ伝わるような社名です。
しかし、社名は短いものですから、すべてを伝えることはできません。
「あいさつ」の中で思いの丈(たけ)を書いてください。それを商品やサーボイスに生かすようにしていくのです。
迷ってください。「迷うことこそ楽しけれ」成功を祈ります。