
人生を守る
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復活ノート
「人生を守る」
思うように行かなくても、とりあえず毎日の生活が、誰からも、何事からも邪魔をされずに進むのは仕合せなことです。
年を取るほどに、つくづくそう思います。私でも、親が次々と病気になったり、施設に入らざるをえなくなったり、そして、葬儀を執りおこなったりしてきました。
今度は、私が子供たちの生活を乱す番でしょうが、そうしないようにとは願いつつも、いつかはそういうときが来るのですが、そういうときでも、なるべく短くなるように、できるだけのことはしているつもりです。
しかし、突然起きて、家族だ毛でなく、友人知人、そして、関係者を慌てさせるのは交通事故です。
私も、若いときはスピードこそ命と思うこともありましたが、もうそういう年ではありません。意地になって追いこすよりも、無事故で、ゴールド免許を守りたいという気持ちのほうが強いです(保険でも、お安くなります)。
車のほうはどうでしょう。確かに技術は進歩していて、アクセルとブレーキを踏みまちがいをしないような装置や、無人運転などはかなり実現もそう遠くないようですが、衝突での死亡事故は今も続いています。
気をつけていても、相手がいるわけですからどうしようもないときもあります。
しかも、運転している人はわかると思いましうが、車の運転ほど、心身の調子に影響されるものはありません。
また、車の運転から、心身の調子が変わってきます。つまり、ストレスの元なのです。
車メーカーは、防ぐための技術の改良に取り組んでいますが、ぶつかったときのことを研究しているようには見えません。
以前は、ボルボなどがそういうときのCMを出していましたが、今はしていません。
実際は、どちらかの原因でぶつかって命を落とす事例は毎日見聞きします。
しかも、誰でも、いつそう目に合うとも限らないのです。
これを何とかできませんか。車メーカーも、温暖化対策をしているのはわかりますが、売り上げのために「快適さ」ばかりを追い求めているような気がしてならないのです。
しかし、交通事故は無くなりません。しかも、重大な事故は増えつづけています。
トラックとぶつかっても、命は助かるという車ができたら、世界中で売れるでしょう。
事故の被害者であろうと、加害者であろうと、一瞬に命を落とす子供がかわいそうでなりません。