今さら聞けないビジネス

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復活ノート

「今さら聞けないビジネス」
私も、はしなくも60才になり、年金が出るようになりました。
ただ、65才からの「満額」ではなく、特別支給の「老齢厚生年金」だけです(ひじょうに複雑な計算式です)。
高額の保険料を払ってきたので、65才になると毎月4,50万円になるかもしれないなぞと思っていましたが、「ねんきん定期便」を見ると、そこまでいかずがっかりしています。
しかし、休みも取らず働いてきたときの自分に恩返しをしてもらったと思うことにします。
とにかく、年金は、自分から請求しないかぎり、国は払ってくれませんから、60才になった人はすぐに社会保険事務所に行ってください。
「団塊世代」といわれる私たちには、「マスプロ教育」、「受験地獄」などという、騒がしいイメージがつきまとってきました。
定年を迎えるようになると、技術を惜しまれることがありますが、「マスプロ」の退職金が世間から狙われるようになりました。
それをどのように引きだすかがこれからのビジネスだというのです(ゆくゆくは「振り込め詐欺」の一番の被害者になるのでしょう)。
同世代を見たところ、年金を補うためか、「小遣い稼ぎ」にアルバイトをしている人も増えました。
しかし、今からの人生は長いです。最近の調査では、100才以上が4万人を超したそうです。
あなたも私も、長生きしてしまうおそれがあります。お節介かも知れませんが、ぼおっとくらしているだけではもったいないですし、何より退屈です。
「人はパンのみにて生きるのにあらず」です。好奇心を満たすものが必要です。
「今さら聞けないものを教える講座」はどこかにありませんか。
私たちは、良きつけ悪しきにつけ、今の教育の元祖です。
小学低学年のときの担任の女の先生が、女子に向って、「男子に、~くんと呼んではいけません」と注意したのをおぼえています。
爾来50有余年。今は、どの女性歌手も、「きみを思いだして~」などと歌っています。
これからも、社会は
変わっていくでしょう。私たちには、親とはちがう老後があるということです。
「丸暗記」、「一夜漬け」なども、私たちの得意なところです。
アメリカの大学の調査では、同じ病気でも、本人が夢や希望を持っているかどうかで回復が全然ちがうそうです。知は年金のように自分を守ります。
誰か、老人の小学校を作りませんか。