今こそ

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復活ノート

「今こそ」
先日の新聞によりますと、バブル時代に買った不動産がまったく売れない。それどころか、100万、200万の手数料(当面の共益費や固定資産税などを含む)を払ってでも手放す人が増えているということです。
それも、田舎ではなく、伊東とか熱海といった別荘地の一戸建てやマンションなのです。
買った不動産屋は、リフォームなどをして売るわけですが、バブル時代と比べればただ同然でも、投資目的では無理でしょうから、リタイア組がターゲットなのでしょう。
しかし、都会は土地が高騰して、バブルの気配があるなどとも載っていました。
要するに人口が減っていても、人口は一極、二極集中するから、地方の不動産が売れないのです。
私は首都を移さなければ日本は回復しないと思いますが、以前、「首都移転」が出てきたとき、当時の石原知事は「ばか言っちゃいけない」などと反対していましたが、仕事が多い東京では若い夫婦は子供を作りませんから、人口減少、高齢化が進まざるをえません。
地方に企業誘致をすると言っても、今のままでは後手に回るだけです。首都を移転してこそ社会の意識が変わるのです。
政府がそれに気づかないのなら、ビジネスチャンスはいくらでもあるということです。
社会は何を求めているのか。出生率が上がらないと言われて久しいですが、保育環境どころか、最近は産婦人科医師の減少で産科がない病院も増えているようです。これでは地方が若者を呼び込もうとしてもどうしようもありません。
また、高齢者の年金を70才とか75才とかからはじめる案を出していますね(あれは社会の様子を見ているのです)。
立ち行かなく高齢者はどうするのでしょうか。悪徳金融業者がはびこる前になにかしなければなりません。
何を大きなことを言っていると思われるかもしれませんが、私が在宅保育サービスを考えたときは、育児や保育は個人のことで社会や国が介入すべきことではないと言われていました。
おかげで成功できましたが、それから40年後の今一個人の力ではどうすることもできないほどの社会的ニーズにもなりました。
誰かの話に耳を傾けてください。それは、社会のニーズになるかもしれません。
今ほどビジネスの種がある時代はありません。それに、SNSなど昔にはなかった広告媒体があります。復活の時が来たのです。成功を祈ります。