復興ビジネス

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復活ノート

「復興ビジネス」
朝は寒いですが、日中は秋の穏やかな日差しに包まれます。そして、5時を過ぎると肌寒くなってきたなと思うもまもなく、あたりは一気に暗くなります。
一日は短く感じますが、逆に早く温かい鍋などを楽しむことができるわけです。
夜長を楽しむことができるということは、つまり秋は大人の季節ということになります。
しかし、ゆっくり楽しむことができない場合もあります。地震です。台風も一段落して、大雪もまだ大丈夫だと思っていても、地震は季節を問わず襲ってきます(こんなに地震速報が続くのはやはり日本列島が活動期に入ったからでしょうか)。
早く予知ができるようになればと思いますが、ほとんどの専門家は、「それは不可能」と言います。
それなら仕方がありませんが、今の段階でも命を守る方法はあります。断層の動きやエネルギーの量などを根拠に地震予測は出ているじゃありませんか。
つまり、いつとは言えなくても、危険な兆候は分かるわけです。後は私たちがその時のために準備をすればいいのです(こんなことを言うのは何ですが、「この地域で動きがある」と予測されて、実際に起きた場合、どんな準備もしていなくて被害にあっても国や自治体からの補助を減額されるという法律ができてもいいかもしれません)。
ただ最近は国などが進める準備をしていてもそれ以上の規模の地震が起きる可能性があります。
その時は国を挙げて支援しなければなりませんが、しかしながら、マスコミで報道されていますように、誰もが納得するようにはいきません。ましてや事業をしている場合はほとんど自分持ちです(私も、事業をしているときに、阪神淡路大震災が起き、神戸センターの売上がなくなり、それが倒産の遠因になったような気がします)。
さあ、「復興ビジネス」の出番です。これは地震などで被害を受けた企業をサポートするビジネスが、起きてから動くのではありません。
地震の場合で言えば、地震予測が出ている地域の情報を集めます。それに基づいて、どのような被害が出るかを予測します(そこの企業
に被害を受けたときの対応も聞きます。今の状況なら、嫌がる企業は少ないでしょうか。もちろん、信頼関係を結ぶ努力が大事です)。
そして、不幸にも地震が起きると本番です。その地域の経営者は混乱して最善の道を探せなくなっています。
あらゆる方面からサポートして、ピンチがなければ逃したであろうチャンスをつかむようにするのです。
地震や台風などの災害は必ず起きます。それに備えるビジネスは必ず成功します。