久保田

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
*今回から、タイトルを変えるわ。ムーズは神さんやから、天から降りてくるからな。   
「久保田」(1)
久保田ゆうても、新潟の酒やのうて、阪神タイガースのJFKの久保田や。
「笑点」のように、「その心は?」、「どちらも酔わせます」てなことをいいたいんやない。タイガースは、毎年、5月か6月には、定位置の「べべた」におさまっていたけど、3,4年前から、様子が変わってきたなあ(その前は、バース・掛布時代があるけど)。
上位にいると、確かに応援のしがいがあってええけど、低迷時代は、時々勝つと、むちゃくちゃうれしかったもんや。子供のときから、タイガースが負けると、代わりに、ぼくががんばったると思うてきた。ぼくは、タイガースに育ててもらってきた。
弱いチームは、こんなええことがある。もっとも、負けつづけたら、「一生負けとけ」と思うけどな。
タイガースだけではないけど、ファンの中には、ほかにしたり、考えたりすることないんかいなゆうもんがいるな。自分の金を使うとるんやから、ほっとけゆわれるやろけど。
何かのファンになるとゆうことは、鏡に、自分を写すようなところがある。
ところで、Jのウイリアムズは、けがが治り、張り切っているし、Fの藤川は、勢いのある玉を投げとるから、当分大丈夫そうや。しかし、久保田は、ドスンと投げて、ガツンと打たれることがある。この救援体制は、他のチームは、うらやましいようやけど、どこかちがうような気がする。
ヘミングウェーの「老人と海」にも、老人が、キューバで、大リーグのラジオ中継を必死で聞くところがある。ようするに、今の野球は、「ハラハラドキドキ」が少なくなってきたような気がしてしゃあない。「筋書きのあるドラマ」を見ているようなところがある。
もちろん、稲尾や杉浦のように、連投につぐ連投をせんでもええし(おかげで、稲尾は、1シーズン42勝しているし、杉浦も38勝したけど)、尾崎みたいに、160キロ出たばっかりに、17才から、ばんばん投げさせられるのも、本人もファンも不幸やけどな。
ようするに、スポーツが、ビジネスという面が出てきたからやろな。今は、100球しか投げへんとか、得点を入れたらなんぼとか、外人とおんなじような契約をするようになった。
2,3年前、カープの前田は、ランナーに出ていたとき、ヒットを打った外人に、「なんで、早うホームに行かんか」ゆうて、ベンチでどつかれたことがあったやろ。あれなんか典型的な例やな。それから、タイガースだけやないけど、優勝でもすると、フロントが、永久監督やゆうて持ちあげるけど、あれ、なんや!
今度の株の件でも、相手は、利ざや稼ぎできているのはわかっているのに、おたおたして、ライバルに「助けてくれ」てか。保身しか考えへんラリーマン幹部はどうしようもないわ。
とにかく、最後を締めてくれとゆう期待に負けてか、久保田が打たれたしまうことがある。そして、ベンチに戻っても、逃げずに戦況を見るときの表情がせつない。

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