プライバシー

今日も、ムーズがやってきた～きみと漫才を～
「プライバシー」
この前から、アメリカで、クレジットカードの顧客情報が、４０００万人分盗まれたゆうて、大変なことになってる。
また、銀行やデパートなんかが、「顧客情報を紛失しました」ゆうて、謝ってるやろ。
社員が、家で仕事しようと思って、ポケットに入れておいたメモリーディスクを、酔っ払って、駅などで、盗られるケースが多い。
ぼくの知り合いもやられたけど、ファミレスやパチンコ屋に止めておいた車が、「車上荒らし」におうて、パソコンを盗られることもある。
最近は、泥棒の目的や、被害者の意識もちごうてきた。
昔は、機械（ハード）を売るために、盗ったけど、今は、「中の情報、何ぼで買いもどしてくれるん？」とゆうことになる。
金を払ろてる企業は、ぎょうさんあるやろな。ふっかけられた金額が多いとこが、紛失しましたと、記者会見するわけや。
それでのうても、田中長野県知事が、アメリカから、プロを呼んで、住基ネットの安全性を試したけど、個人情報は筒抜けやった。
それにしても、おもろいな。「個人情報は、プライバシーやから、守らんとあかん」ゆうてるけど、人間ゆうたら、自分のことをさらけだしながら、生きている。
歯医者に行って、口を広げる。透明のレジ袋を持って、歩かなあかん（半額シールは、見えんように気を使う）。
「汚い口やな」と思われるし、「今日は、すき焼きしはるんやな」とわかってまう。
ある有名な教育出版社は、全国の子供の住所氏名を、ぜんぶ知ってる。何で知ってるかは、ここでは言えんけど、個人情報は、隠せんもんや。
雑誌なんかに、「芸能人の食事」ゆうようなコラムがあるやろ。昔、山口百恵が、アイドルのとき、１週間の料理を、おんなじように食べて、山口百恵のウンコはどんなんかゆうラジオの企画があった。これも、プライバシーの侵害やろか。
もうすぐ、今まで、人類が書いた文章を、数枚のディスクに収められるようになるんやて。それを、悪意のある「地球外生物」に取られたら、えらいことになる。
「人類は、人でも、国（変な組織や）でも、近くにいるものほど、けんかする」とか「地球で、一番えらいのは、わしらやと思てる」ことがばれると、一気にやられる。
こうなったら、パスワード（これは、あかん！）やなくて、誰やとわからんように、世の中を渡るパス（通過）ネームを使こうたらええ。
太郎や花子では、イメージがついているから、今までなかったような名前にしよう。
「ぼくは、『※§★◎‰♂ņ¶』です。結婚してくれませんか」
「私は、『ηξψυσωйф』と申します。すこしおつきあいさせていただいて、お返事いたしますわ」てな調子や。どう読むんか知らんけど？

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