本音
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「本音」
広瀬すずとゆう美少女タレントがいる(お姉さんもベッピンや)。二人もあんなにベッピンの娘を持っている親がうらやましいが、ただ広瀬すずは、思うたことをついゆうてしまう性格で、それが話題になっている(ブスなら、世間はどう反応したんやろな)。
ぼくは見ていないけど、テレビ番組で、スタジオにいるマイク係を指さして、「社会に出たとき、なんであんなことをしようと決めたんですかね」とか、音声係にも、「女優さんの声を集めることに何か抵抗はないのですか」とかゆうたらしい。
それを見た視聴者が、「そんなことゆうてもええの?」となったらしいが、番組は録画のはずやから、共演者も、テレビ局も別におかしいとは思わなかったようやな(何でもすぐに自己規制したがるのに)。
本人はブログか何かで謝ったそうやけど、「嵐」の誰かに、「40は越えていると思った」とゆうたそうやから、今後はこのキャラで行くのかな。
思うたことをなんでもゆうのは、別にテレビの向こう側でなくても、どこにでもいる(最近はかなり自重しているけど、昔はぼくもそうやった)。
ある看護師が、若い男の看護師のことを、「あれはいらんな。医者になりたかったんやろけど、頭と金がなくて、あんなことしているんやな」とゆうのを聞いたことがある。「自分の子供にはさせたくないわ」ともゆうていた。
世間話では、「まあ、まあ」とたしなめるもんがいるし、フツーは本人も前ではゆわんもんや。
せやけど、世間話のつもりでも、ブログやツイッターとなると、日本中、世界中に一瞬で伝わる。
安保法案を反対する学生を、「反対するのは、戦争なんかに行きたくないじゃんと考えているからや」と批判した代議士さんがいたけど、本人は40前やから、「戦争が始まっても、もう前線に出なくていいじゃん」と思うているんやないか。あいつなら、中国や韓国が侵略を認めろとゆうても、「だって、弱かったじゃん」とゆうかもしれんで。
熱中症になるのは、ほとんど65才以上で(ぼくもそうやけど)、暑さの感覚が鈍いうえに、自分は今まで暑さごときに負けたことはないとゆう過信があるそうやけど、若いもんは、SNSに対する過信があるのとちがうか(つまり、SNSは、「誰かと結びつくもの」とか「自分を表現するもの」とゆうことが頭にあるのや)。せやから、思うていることをつい出してしまう。
としよりは、暑さには弱いけど、言葉に気をつける(昔は、「壁に耳あり クロード・チアリ」とゆうたもんやけど、最近は、「壁に耳あり ジョージにメアリー」とゆうらしいな)。
いったん口に出したことを言いわけするのはしんどいもんや。ぼくらはそれでえらい目にあってきた(「言葉足らずでした」平身低頭で謝るか、「それがどうした!」と開きなおるかしかない)。
いつもにこにこしていて怒ったところを見たことがない人がいるやろ。そんな人なら、自分の言葉が誰かを怒らせることはないと思いたいが、ほんまにそうやろか。
心理学の理論では、笑顔は心を隠す作用もあるらしい。つまり、にこにこすると、ほんまの表情がわからなくなるのや。
つぶやきが、千倍、万倍に響く時代や。自他ともにやさしいとお思われている人は気をつけや。
「王様の耳はロバの耳」とゆう話があるけど、「耳が大きいのでみんなの声がよく聞こえる」とゆう王様ばっかりやないで。
SNSをストレス発散で使うと命取りや。SNSは、「そんなことゆうたら、二度と社会に戻られへんで」の略と思うべし。元「いらんことゆい」の忠告でした。