コメンテータ(1)
2016/12/18
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「コメンテータ」(1)
子供がなりたい職業の「ベストテン」がどきどき発表される。
サッカー選手は、野球選手に肉薄していたけど、大リーグに行くもんが増えて、また離されたようやな(「おーい、藪元気か」ゆうようなこともあるけど)。
最近は、「子供にさせたい職業」もある。これは、ゴルファーがダントツやろ。
横峯さくらの父親がゆうていたけど、10年ほど前、ゴルフをしている小学生の女子が全国に10人ぐらいしかいなかったので、「これはチャンスや」とひらめいたらしい。
男子でも、「高校野球」のように「下積み」をせんでもええし、ややこしい人間関係もないから、「小学生からゴルフ」がキーワードになってくるやろな(王子にもなれる)。
しかも、若い頃ようゆうとったけど、「ゴルフはスポーツではないやろ」とゆうとこがやっぱりあって、「筋トレ」をせんでもええ(「動かんボール打ってどこがおもろいねん」ゆうのは、「不明の至り」と後悔している同輩もいるやろけど)。
それでは、「大人がなりたい職業」はどうや。この場合の大人は、「ええ大人」ゆうことで、50代以上やな。「仕事はもうええ。退職金で、マレーシアかタイでロングステイをするわ。月15万円で暮らせる」と考えている人もいるやろ。
うらやましいもんや。せやけど、結婚が遅かったら、その「つけ」で、子供がまだ高校生やから、働かんとあかんゆう人も多いやろ(年金も、こうゆう状況やから、支給が70越えるかもわからんしな)。
せやけど、「天下り」でけんもんは、気に入った仕事があんまりない。それで、「ちょっと頼まれたもんやから」とか「別に金に困っているわけやないけど、時間があるので」とか、おばちゃんがようゆう「セリフ」で、「マンションの管理人」などに応募するわけや。そうゆうもんにかぎって、怒鳴りちらすようになる(別に「マンション管理人」が憎いわけやないで)。
それやったら、どんな仕事にしたいねん。占い師はどうや。「このままやったら、死ぬまでしか生きられへん」とかテキトーにゆうとったらええ。せやけど、「お宅の庭には、大きな木があるでしょう?」、「ありませんが」、「そうそう。なかったからよかったんです」とゆう「あつかましさ」がないとやっていかれへんけど。
占い師が無理なら、おんなじ「うさんくささ」で、コメンテータはどうや。「なんや唐突に」てか。何か事件があると「うだうだ」ゆうといたらええのやけど、「フリップ」ちゅう紙芝居が用意されているところを見ると、何を話すか決まっているようやな(「笑点」とおんなじやけど、菊蔵が答えを忘れるのだけが楽しみや)。
まあ、プロの野球選手やゴルファーと同じように、コメンテータも誰でもなれへんけど、「ええ大人の夢」として考えよう。
「お前は評論家か」は、「口ばっかり」と同意語やけど、それも技術や。大体汗かかんでもええ。