3分間
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「3分間」
酒井法子の騒動はまだ続きそうやな。
謝罪会見はえらい視聴率やったそうや。午後6時半は、どこもニュースをやっているので、謝罪→復活のシナリオにぴったりの時間やて。
「のりピー」ゆうのは、「アヤパン」とか「しょこたん」などの元祖とか宗家やろ。
そろそろそうゆうもんから脱皮する年やから、ちょうどよかったんとちがうか。
ただ、道玄坂で、夫に「この辱しめをどうしてくれるのよ」と叫んだそうやけど、この芝居がかったセリフはおもろい。それに、ヒモとゆわれる夫がなんでカメラの前であやまるのとは思うけどな。
会見ではメモを見ていたとか、涙をわざと拭かんかったとか一億総裁判員状態や(裁判員制度は、ぼくは反対やけど、案外やりたいもんがいるのとちがうか)。
そして、謝罪の言葉は2分37秒とゆわれている。別に人に迷惑をかけてへんのやから、極悪人のようにせんでもええがなと思うわ。それなら、もっと長かったら許したろゆうことか(同じクスリでも、美川憲一や内藤やす子は、記者会見をせずに、出所したとき頭下げて終わりや。ややこしい押尾学でもそうなった)。
とにかく、この世のことはすべて3分ぐらいですむと思わへんか。
結婚式や葬式の挨拶も、それ以上したら嫌われるし、大相撲も、3分間ぐらい立つと、行事は「水入り」を考える。野球も、たいてい1打席3分ぐらいやろ。
大病院では、「3時間待ち3分間診察」とゆわれている(今は、5分間診察しないと割増がもらわれないようになっているけど、患者としては、「5時間待ち5分診察」になってもなあ)。
また、インスタントラーメンも3分間やし(レストランなどでは、料理を落としても、3秒ぐらいやったら拾うて客に出してもええとゆう3秒ルールがあるけど)。
ウルトラマンも3分でエネルギー切れや(あの着ぐるみの事情もあるようやけど、3分に決めたのが人気の秘密や)。
体にある影のウルトラマンとゆうべき肛門括約筋にも限度があって、だいたい3分ぐらいらしい(心臓や脳みそは脚光を浴びているけど、これも大事なもんや、歩いたりすわったりするのがつらいらしいで)。便秘のもんは時間との戦いや。それ以上力むと痔になる。せやから、痔主でないもんも、ウォシュレットやからゆうて、いつもでもすわっとったらあかん(ところで、日本では、公共施設でもウォシュレットがあるけど、アングロサクソンにとっては妙なもんらしいな。
ハリウッド俳優が、映画の売り込みに来たとき、「日本で何をしたいですか」と聞かれると、女優でも、「またトイレのアレを使いたいわ」などとおもしろがる。
自家用ジェット機は買うくせに、ウォシュレットは買うてかえらへん。そう意味では、カラオケも趣味に合わへんようや)。
この世の森羅万象、世間のことも、スポーツも、身体も、すべからく3分でできていることがわかったやろ(ウルトラマンは宇宙人やけど)。
つまり、3分間にどう集中するかが人生を決めるのや。
スポーツ選手も、学者も、本番の3分間に集中するために、その何十万倍、何百万倍の時間を練習や勉強しているとゆえる。
せやから、ぼくのように、緊張して集中でけんもんは、なんぼ練習や勉強してもあかんかもわからん。
まあ、ぼくらの場合は、何か悪いことをしてたきのために、3分間、つまり180秒の間、どのようにあやまるかを研究しておこうか。